良い人っぷり溢れる父親が、母親より悪質な毒だった。

こんにちは。

春野太陽です。


私は、自分の毒親育ち体験記を

ここに記しているわけですが、

まだ主記事として父親が登場したことがありません。

母親の悪行メインの記事は何度かしております。

母親とのエピソードが記しやすいのには理由があり、

母親の毒性は【直接攻撃で必殺一撃タイプ】。

・顔を殴られた
・目の前で脅迫された
・髪の毛を引っ張られた
・成績で3~4時間怒鳴り続けられた

など説明が簡易にできるエピソードが山ほどあります。


対して
父親の毒性は【現場に跡は残さない逃避タイプ】

・母親に殴られたりした私を後からかばう
・自分の誕生日や結婚記念日になると早朝出勤して逃げる
・夫婦喧嘩のたび「俺は話し合いがしたいんだ」と妻を引き止める。

そんな感じでした。

これらぱっと見『父親かばうし優しいじゃん』とか

『ちゃんと話し合おうとしてて良い父親じゃん』


とかの援護の言葉を言いたくなるような感じ
ありませんか。

だからすごくエピソードとして説明しにくいんです。


でも、その表面の優しそうな態度は全て、

自分のイメージコントロールをするための

悪魔の手段であり、猛毒親の手口でした。


『自分は母親と違って良い父親だろ。』

『母親は暴力女だ。俺はいつも被害者だ。
だから子供達は可哀想な俺の味方だよな。』

『俺は喧嘩のたびに「話し合いがしたい」って言ってるのにあっちが「どうせ全部私が悪いって言いたいんでしょ」って話を終わらせるんだよ。俺はこんなに優しいのに母親はズルイよな。』


そんな裏メッセージがあの態度に隠されていたのです。

直接攻撃よりも手口が卑怯だしやってることが姑息。


実際、私が社会人1年目に父親とLINEで喧嘩をした時の原文を、当時の彼氏の名前は伏せて公開します。

とても、父親の性格がわかりやすいです。
(全世界にされされた毒父、ざまあみろ)

【以下、クソ毒父とのLINE】父🚹 私🚺

🚹ケンミンショーで〇〇祭りやるから、見て

🚺うい

🚹今から始まる

🚹彼氏くんにも教えて

🚺わざわざ彼女の親がみてるテレビをおすすめすることはしないよ

🚺本当に2人で密に連絡とるくらいに仲良くなったり、あちらから父の趣味に深い興味を示しているなら良いけれど、

🚺こういうことはやめてください

🚹こっちは軽く言ってるのに、反応が重すぎ。おかしい。

🚺本当に嫌だったから

🚺今後も続いたら嫌だから

🚺軽くだろうがなんだろうが、うちの個人的な趣味や考え方を相手の興味関心に関係なく押し付ける感じのことは困るの。

🚺彼氏やそのご家族との適切な距離感の取り方を知ってほしい。

🚺私も彼の母親からたまに連絡が来るけれど、内容は
「いつも息子がお世話になってるのでお礼の品渡させてください」とか「今度都内にくることがあるので、ぜひ就職祝にごはんはどうですか?」とか、

🚺節度をもって、ご挨拶やお祝いの時に連絡をくださるの。

🚺お父さんが、個人的な趣味のことで、節度を越えて相手の生活に介入してくる感じが嫌なの。

🚺お父さんは悪気なく軽く言ったかもしれないけど、家族同士の関係にもなると複雑だしもっと考えてほしい

🚹彼氏に直接言ってない。あなたを間に入れている。あなたが言う必要がないと思ったら言わなければいいこと。今彼の母親があなたに直接声を掛けているけど、それと比べてどこか節度を超えている。良かったらテレビ見ての範囲。極端にバランスを欠いた粘着質の反応。怖い

🚺間にはいってるから私が言わなきゃ良いってことは分かる。
ただ、その前にお父さんも、そういうことを控えてほしい。

🚹あなたと話すのはとても疲れる。私の周りでもあなた級の粘着質は滅多にいない

🚺そうですか

🚹何でもないことがびっくりするほど嫌な話しに発展する。悪夢。気分悪い

🚺粘着質とか思われようが構わないけど、こっちは真剣に言ってる。今後の大きな問題になると思ったから伝えた。

🚺それだけ。もういい。気分悪いなら終わりにしよう。

🚹あなたのバランス感覚が理解できない。気持ち悪い

【私が返信せずLINE強制終了。以上。】

たったこのやりとりを見ただけでは

「父親というより最初太陽さんからグイグイ言い過ぎじゃない?」

と思うかもしれませんが

幼い頃から父親の過干渉・押し付け・パーソナルスペースを間違えている発言は多発しており

『彼氏と彼氏の家族を毒親家庭に巻き込まない』が私の使命だったので

結婚を見据えてる彼氏と自分の父親をいい距離感にするために早めに忠告して矯正させなきゃ

という意思の元、父親に発言しています。

この喧嘩LINEを当時弟にも即共有しましたが、

「父親頭おかしい。娘にかける言葉じゃねぇよ。自分の子供の恋人との距離感間違えてるから姉貴の指摘は正しい。」

健全家庭育ちの彼氏にも「実はこんなことがあったんだけど。意図せず巻き込んじゃってごめん。」と報告すると

「フレンドリーな俺の父親もさすがにケンミンショー見ろって子供の恋人に勧めることはないな。メシどうだ?とかならあるけど。あなたは悪くないから謝らなくて大丈夫よ。もう父親のLINEブロックしたら?」

との反応でした。

感覚が麻痺してない私たちから客観的に見て、やっぱり頭がおかしい父親ってことです。



カウンセラーさんもこれを見て

「なるほど。これは確かに不快な思いをし続けてきてかなりのストレスにはなりますが、言葉のやり取りの中で起こることなので他人に説明するには難しいというのがよく分かります。母親の直接的な暴力とはまた違うやり方ですね。このLINEのやりとりが残ってて非常に助かりました。とてもよく、太陽さんを傷つける父親の態度の想像が膨らみました。」

「自分に悪気がなかったにせよ、娘が嫌な思いをしたことに対して「そんなつもりはなかったけどごめんね。」とか「今度から気をつけるね。」みたいな素直な謝罪が文章のどこにも見当たらないですね。それどころか、逆ギレして娘に対して「気持ち悪い。悪夢。粘着質。」など言いたい放題ですね。」

とおっしゃってくれました。

私の父はこんなふうに、場のわきまえが分かりません。

土足で相手のプライベートに踏み込んできます。

精神的に幼くて、まるで5歳児です。

かまってちゃん。過干渉。
土足で踏み込むし、相手が嫌がっても謝れない。意地っ張り。謝ったら負け。
少しでも不満があれば娘だろうがなんだろうが話が飛躍したり論点をすり替えて悪口を言う。

まじで5歳児か。

それは夫婦喧嘩も一緒です。

🚹「おれは話し合いがしたいって言っているのに相手が「はいはいどうせ私が悪いって言いたいんでしょ?」って逃げるんだ」

と父親は主張していますが、

客観的に見るとまったく主張と異なります。


実際私たち子供や仲介に入っていた叔父が
客観的に夫婦喧嘩を見ていた限りの見解は☟

【母親に「私が本当に悪かったです。ごめんなさい。」って言わせたくて仕方がない。「どうせ私が悪いんでしょ。」って終わらされると気が済まなくて「俺は話し合いをちゃんとしたいんだ」って引き止めて、結局自分の中の正論を押し続けてるだけだったよね。あんなの妥協点を探すわけでも譲り合うわけでもないのに何が話し合いだよ。母親に同情するつもりもないけど、あんな風なやり方で押し付けられて否定されて喧嘩を延長され続けたらメンタル狂って奇声あげて包丁向けたくなる心理も分かる。(私談)】

【なにか悪いことを言っちゃった後に『あの時の俺ついつい言い過ぎたなぁ。』みたいな後日反省みたいなのもないんだよなぁ。俺の兄貴。太陽ちゃんとのこのLINEでも、夫婦喧嘩でも同じだよ。ずっと同じ主張し続けて相手を言い負かしたいだけで、後からでも反省するとか謝るとか、そういう事が一切ない。(叔父談)】

【家族と言い合い・喧嘩になった時に、自分の言葉が詰まる(手札がなくなる)状態で追い込まれたら、だいたい『この家のローン払ってるのは俺なんだ。お前らを食わせてるのは俺なんだ。とやかく言わず俺に従え』っていうセリフに逃げる。
夫婦喧嘩も、毎回父親側から『〇〇年前もお袋のタンスを勝手に捨てようとしただろ!あの時だって…!!』って、過去の話の蒸し返しばかりで、現在の問題解決に全くならない。
とにかく父親の言う『話し合い』は【蒸し返し・論点すり替え・話の飛躍】のオンパレードで、付き合いきれない】



この父親のゆがんだパーソナリティ(性格)

掴み取れたでしょうか。伝わったでしょうか。


直接的な暴力や大暴言は母と比べ少ないですが、


こんなふうに、

「良い時だけ優しいふりをする」

「都合が悪いと逃げる」

「自分はいいことをしてると主張してながらも
実際は距離感や態度が不適切」


被害の説明に非常に困るような

卑怯な手口の猛毒親な父でした。



離婚しなかった理由も

挙げ句の果てに私のせいにしています。

「お前が離婚しないでよって泣き叫ぶから離婚したくてもできなかったんだよ。」

あくまでも父親のスタンスは【娘の希望通りに母親と別れないでいてやった優しい俺】。

離婚できなかった責任を私になすりつけるだと?

まじでこいつのココロ、芯から腐ってる。

自分は優しいと思ってうぬぼれてんじゃねぇ。

幼い子供はそりゃあ親に仲良くいてほしいって願うでしょうよ。
自分の親がバラバラになるのが怖いって思うでしょうよ。

でも、本当の子の幸せ、本当の家族の平穏を考えて、話し合いをして選択をして、その説明を子供にちゃんとする責務があんたたち両親にあるんだよ。

それを面倒で放棄したのはお前ら両親でしょう?

20何年離婚できなかった理由を

4歳とか5歳とかの私が言った一言で

一生言い訳に使い続けられるなんて

なんてコスパいいんでしょうねぇ〜。




毒親育ちの皆さん、

攻撃的な一方の親に対し、

優しくしてくれるもう一方がいたとしたら

そちらは直接攻撃よりも卑怯なことをしてると

気づいてくださいね。

私の父とのLINEは、

スクショして保存しておいたことで

カウンセラーさんにきちんと理解してもらえて

いい素材になりました。

何か被害を受けてる最中の人は

いつかどこかで説明するため、逃げるためにも

早め早めに行政福祉弁護士に理解してもらえる材料を

保存しておくことをお勧めします。



こんなふうに説明に厄介な虐待親もいますので。




2023.07.26(Wed)
春野太陽

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