【障害者雇用】疲労困憊で欠勤続いた月末。職場での息抜きが分からない毒親育ちと有り難き会社の対応。
こんにちは。
春野太陽です。
順調に滑り出した障害者雇用ですが、
この月末になり突然出勤できない状態になってしまいました。
連日の疲労感、倦怠感、頭痛、吐き気、食欲不振、むくみ、関節痛等。そして希死念慮。
お風呂に浸かったり、柔軟運動してみたり、
お香を焚いてみたり、鎮痛剤を飲んでみたり、
寝てみたり、湿布を貼ってみたり。
あらゆる手段を施したのですが、
どれも全く効果なし。
依然として
「今日も休ませてください」
を言わざるを得ませんでした。
やはり月の前半戦は、
新しい環境に対して興奮度や緊張度が高く
どんどん突き進んだ感覚でした。
が、しかし月の後半になってからは、
アドレナリンで誤魔化していた分の
これまで蓄積されてきた大量の疲労が
緊張や興奮がプツンと切れた瞬間に
襲いかかってきたという体感です。
会社を休むという罪悪感。申し訳なさ。
対処法を施しても効かない自分への苛立ち。焦り。
障害者トライアルという条件下の中、この体調不良休みでトライアルが中止または契約終了にならないかという不安。恐怖。
そんないろんな負の考えも浮かんできました。
でも、会社の人たちはそのすべての不安を
吹っ飛ばすくらいの
とんでもなく柔軟で特例的な対応を取ってくださいました。
ほんっと、心の底から感謝of感謝。
私も休んでいる間に自分の原因を分析して解決案を導いてみていたのですが、
会社でも、私が欠勤している間に上司や先輩や総務で集まってなんとかできないかと話し合いをしていてくれたそうです。
それを昨日、お互いに報告・話し合い・面談という形で、約1時間半もの時間、たっぷりと相互の意思や提案を伝えることができました。
【疲れがとれない。休み方がわからない】について私なりに原因と解決策が異なる3つに細分化して、部長と先輩に報告しました。
【課題①】自分のペースが分からない。自分のペースでできない。
【概要】研修中なので、システムのログインを〇〇さんか△△さんにしてもらっており、書類の発行を私がしたとしても責任者はその方達になるようにしてくれている。
しかし、そのかわり、〇〇さんと△△さんがフロアにいないとログインできず、仕事が進められない。
また、「いつお2人は現場から戻ってくるかな〜」とそわそわと神経質になって待機してしまう時間が長くなるので気が休まらない。
【私なりの解決案】
これは、研修期間が終われば自分のIDとパスワードでログインができるので、時間が解決する問題。自分で自由にシステムの使用ができるのであれば、自分のペースでの作業が徐々にわかってくる。
【上司と先輩からの提案】
春野さんのこの1ヶ月の仕事ぶりを見ていて、しっかり取り組んでいるし、システムを使いこなせているし、問題なく春野さん名義でのログインを近々してもらってもいいんじゃないかという話もちょうどあがっていました。今日明日ですぐに、というわけにはならないけれど、できるだけ早いうちに春野さんに移行できればこの課題の解決も早くなるかと思います。
【課題②】勝手に脳が情報を必要以上にキャッチしてしまうので脳疲労がひどい。
【概要】音・文字・人々の動きなどを過剰にキャッチしてしまう。カウンセリングルームで受けたIQテストでも判明したことなのだが、情報処理の力が長けており、視野の全体から一瞬で情報を把握する力がある。事務職が適職という点はメリットだが、その分人より受ける環境ストレスが多い。
【私なりの解決案】
性格や考え方ではなく生まれながらのIQ能力なので、私が無理に自分を変えようとしたりこの能力を矯正することは難しい。私が環境に合わせるのではなく、私に合う環境を作るしかないので、耳栓やアイマスクなどで情報遮断の物的手段をうまく活用する。
※ただ、カウンセラーさんから言われた注意点として「有効な手段だとしても環境によっては誤手となり逆効果になる場合があります。デスクに座っているのがしんどいと思う中でそこで耳栓やアイマスクだけつけても効果が発揮できない可能性があります。とりわけトラウマ症状に悩んでいる春野さんであれば、「休む」ことに対して慣れがないため、徹底的に休める場所に移動する方が良いでしょう。」とあります。
【上司と先輩からの提案】
耳栓やアイマスクも有効な手段として頭に入れておいた上で。やはり更衣室でこまめに休んでもらうのが1番リラックスできるのだと思う。
カウンセラーさんの助言でもある通りで、私たちとしても春野さんにはもっとリラックスしてもらって体調が崩れないことを第一優先で願っているので、休みたい時はすぐに使ってください。
【課題③】そもそも休み方がわからない。どこまで頼って良いかわからない。
【概要】これこそ1番の鬼門であり、毒親育ちで培ってしまった「職場では働くべき、のべき思考」「休まず動いてしまう」「周りの目が気になる」のクセ。
内定時から「どんどん更衣室使ってもらって良いよ」と言ってもらえているが、実際活用し切れていない自分に気づいた。
仮に『更衣室で休みたい』と思ったとしても
・それって一回一回報告必要なのかな??
・一回につき何分までの休憩なら許容範囲??
・タバコやトイレは報告なしでできることだけど、仕事の合間の休息ってそれと同じ??
みたいに思ってしまい、利用に踏み切れない。
基準や規則がない曖昧なものだと『どこまでがOKなのかわからない』と困惑してしまう。
【私なりの解決案】
『10〜15分の休憩なら報告なしで休んでいい。30分〜1時間とかになりそうなら報告』とか
『一時間ごとに10分休もう』
などの明確な基準を設けることで曖昧さがなくなる。曖昧さがなくなることで困惑や周りの視線を気にせずに堂々と休憩ができてリラックスに集中できる。意識的に短時間の休憩を挟むとかして、自分が疲労に気づく前に気兼ねなく休む習慣をつけてみる。
【上司と先輩からの提案】
「休むペース」ということなんだけれども、私たちも1日中ガッチガチに働いているわけではなくて、やはり現場で仕事している時そのままふらっと散歩のように周辺を歩いて時間を潰している時だってあるし、みんな業務中に息抜きしています。だから「勤務中は常に仕事しなくちゃ」と焦る必要は全くないです。
この課題①〜③すべてにおいて、究極的に言えば「会社が春野さんに残ってもらいたいかどうか」と「春野さんはこの会社に居たいと思ってくれているか」っていうことになると思うんだけれども、
私たちとしては春野さんにはこのまま会社に居てほしいし戻ってきて欲しいという気持ちがあります。
だから、春野さんの居心地や体調を1番に優先してもらって、「働きやすい」って思ってもらえればそれが我々も1番嬉しいことです。
だからこそ、更衣室でいつでも休んでていいし、体調が無理なら有給の残日とか気にせずいつでも欠勤の連絡入れてもらっても良いし、まずは午前中だけ勤務してみるとか週に2~3回だけ出勤してみるとかで時短勤務を試してみるのでも良いし、春野さんが今無理なくできることをしてもらえれば、私たちはフォローしていきます。
自分のペースを、周りのことを考えずに自分だけのことを考えて作ってもらって構わないです。他に不安なことがあれば連絡してくれても良いし、変えて欲しいこととか協力して欲しいことがあれば声かけてもらえればできる限り応じるし、そこはもっと私たちに甘えてください。とにかく1人で抱え込まないように。
少しずつ慣れていけば時間を増やせば良いし、
また疲れが溜まったりしたら減らせば良いし、
ゆっくり焦らずに一緒にやっていこうね。
以上、話し合いでもちかけた3つの課題でしたが、
どれも、私の解決案を超えるような提案を
会社側からしてくださって
『本当に気兼ねなくこの上司や先輩たちに甘えて良いんだな』
『会社がここまで私のことを大事に扱ってくれているんだな』
と感じて、面談中涙してしまいました。
私の会社にはフレックス勤務制度もありますが、
それは正社員にしか適用されません。
私はあくまで障害者トライアル(研修期間)。
研修後正式契約したとしても嘱託社員という形になり、正社員とは位置付けが異なります。
そんな中で「どんなに欠勤しても問題ない。どんな出勤の仕方でも自由にどうぞ。私たちがあなたの健康と居場所を守るから。(大意)」
と提案をされ、
『こんな特例的な待遇あるんか、、😭
もはやフレックスとかの域を超えて
完全自由やん。
こんな有難いもの授かって
私どんだけ恵まれてんの😭
本当にこの会社でこの人たちに出会えて良かった😭』
と安堵と感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
過去の話ですが、
精神疾患になった大学時代に、
バイトに精神状態悪化でしばらく行けなくなった際
店長が「心配すんな。任せとけ。」と声もかけてくれて、居場所(シフト)をそのまま確保し続けていてくれたから
行けそうな時にフラッと出勤することができて
すこしずつ出勤できる日(成功体験)が増えて
最終的にはシフト通り勤務に戻れたという経験があります。(店長にマジで感謝)
あの時もし、「来れないならシフト削るよ」
とか言われていたら、
『体調がいい時に出勤してみる』というチャンスさえ奪われて
バイト復帰はできなかったと思います。
だから、居場所を守ってくれてる今の会社なら、
過去の経験と同様、少しずつ職場に居れる時間が増えてきて
成功体験を積みながら身体を慣らしていって
いつかみんなと同じように働けるんじゃないかと
安心して3歩進んで2歩下がれるなぁと思っています。(確実に一歩は進んでる。)
今は、給与がどうなるかについて、いろいろ総務が話し合いをしてくれているみたいです。
私の勤務時間が日々変わるとなると給与計算も大変だろうな💦
みなさんの一致団結に感謝。(ちゃんと部下の悩みとか会社の体制を建設的に話し合いできる社風の時点でめちゃ安心よね。)
そんなこんなで今日からは午前勤務でしばらく続けていくつもりです。
身体と心が現実についていけるまでは、
ゆっくり、焦らず、のんびりとね。
I LOVE MY 職場&同僚❤️
2023.08.30(wed)
松潤40歳おめでとー🎉
春野太陽
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