【私のアイコンの意味】くまさんが我が家にやってきたストーリー。【抱きしめてくれる存在】

こんにちは。

春野太陽です。

今日は私のアイコンにしている

くまさん（ぬいぐるみ）とガジュマル（植物）が

我が家にやってきたストーリーを

お届けします。

まずはくまさんから。

私は2022年末、ひどく焦燥感に襲われ

希死念慮ともいえるつらい感情になっていました。

その時カウンセラーさんに相談したのです。

「毎年なぜか年末になると焦燥感と希死念慮に襲われる」と。

回答は「毎年特定の時期に必ず病むというのは、幼い頃にその時期に苦しいことや辛いことをより多く経験していたのを身体が覚えていて、それが今もトラウマとしてあらわれてしまうから（要約）」

とのことでした。

改めて思い返してみると、毒親家庭の年末年始は劣等感に襲われることがめっちゃ多い。
それを一通り思いつく限り口にしてみた。

そして次に、「あなたはどうしてもらった時に安心できますか？あなたの心はどうして欲しいって訴えてますか？」という問いになった時

「この苦しい時、辛い時、トラウマが現れた時、側で『1人じゃないよ』って誰かに言って欲しい。抱きしめて『大丈夫だよ』って言って欲しい。

優しい人に甘えたいし抱きしめられたい。

でも、そんなふうにしてもらえる対象が
絶縁した私の身近にはいません。

まさかカウンセラーさんに抱きしめてもらうわけにはいかないし、

彼氏が欲しいとかそういうのとも違うし、

だからと言って、代わりにぬいぐるみ買おうかも迷ったけど
人の対象が得られないから仕方なく自分でぬいぐるみ買うって、なんかみじめ。より孤独を実感しそう。」

と伝えました。

それを聞いたカウンセラーさんも

「多くの場合ぬいぐるみはトラウマやフラッシュバックの治療に活用されますが、
太陽さんの場合は今の状態だと効果は発揮されないように思うので別の対策を考えてみましょう。」と言ってくれました。

そしてそのカウンセリングの内容を

送迎してくれてる叔父にまるまる共有しました。

叔父もその報告が頭の片隅にずっとあったようで、

ある日うちに上がった時にふと

「ハギボーとか聞いたことある？？」

どうやらYogiboが出してるハグ型キャラクタークッションらしく、たまたまテレビで見かけて私に提案してくれたそう。

値段が数万するので「え！買えないよ！」というと
「今年のクリスマスプレゼントってことで俺が買うから」。

後日、下見でショッピングモールのYogibo売り場へ。

私「うーん。実際見てみるとなんかビーズで重たいし表面もツルツルで、触り心地が求めているのと違うなぁ。私のイメージだとフワフワしたのをぎゅーってしたい気持ちなのよね〜。他のおもちゃ屋さんついでに見てみようよ。」

そしてついでに寄ったおもちゃ屋さん。

クリスマスシーズンでいろんなおもちゃが
ずらっと並んでいました。
しかしトミカ・レゴ・シルバニア・リカちゃんばかりで
なかなか布製のおもちゃが見当たりません。

どこだどこだ！と店内をぐるぐる回り続けてようやく見つけたぬいぐるみ！

それがこのくまさんでした！！

残り2体だったくまさん。
見かけた瞬間に「出逢った！この子だ！」
サイズも触り心地も理想そのもの。
少し大きめでフワフワの毛並み。
抱きしめたら私の身体にフィットして気持ちいい。
ハギボーより値段も6分の1くらい。

「本当にこれでいいのか？値段で気遣ってないか？」と叔父に確認されましたが

「いや、絶対この子。直感がビビッと来た。この子をおうちに迎え入れる！」

そうしてやってきたくまさん。

「抱きしめてくれる人がいない代わりにぬいぐるみを買うのなんてみじめ」なんてカウンセリングでは言ってましたが、

このくまさんは特別です。

叔父が心を込めて、私のことを心配して、
自分に何ができるかを考えてくれて、
そんな愛の気持ちがたくさん詰まったくまさんだから。

このくまさんのぬいぐるみをみると
その優しさを思い出して、ほっとできます。

つらいときに、このふわふわな子を抱きしめて
心を落ち着けています。

そんな、私を優しく抱きしめてくれて癒しを与えてくれる、精神を支える一つの軸なので、
毒親育ちが経験を共有し誰かの助けになればと始めたこの連載で
象徴としてこの子をアイコンにすることにしました。

くまさん、我が家に来てくれてありがとう。

叔父さん、優しさをありがとう。

2023.06.28(wed)
春野太陽