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おかあさんラジオ vol.119 自分の「好き」は子どもとつながる入り口になる

「おかあさんラジオ」は、

⚪︎自分のありのまま、子どものありのままが大好きになる子育て

そんな子育てのヒントを5〜10分ほどのエピソードで届けしています。
今回のテーマは「自分の”好き”は子どもとつながる入り口になる」というテーマでお届けしています。

過去の私がそうであったように、「子どもと同じ気持ちを共有する」というのが得意な人、そうでない人というのはいる気がします。

それにはちょっとした「コツ」が必要で、私自身そのコツを掴むまでは子どもと自分との間に埋められない「距離」を感じてきました。

大人の視点、大人の物差しで子育てをすると、イライラは増えるし、子どもにも辛いし、あまりいいことはありません。
でもじゃぁ「子どもの視点」「子どもの物差し」を大人の私たちが手に入れるためにどうすればいいのか?

頭で理解するのではなく、心も子どもに寄り添うにはどうすればいいのか?私自身ずっと模索してきました。

そんな中見つけたのが
「自分の好き」を入り口にする、という方法でした。

「好き!」や「楽しい!」といったワクワクする感覚は、大人でも、子どもでも、とても近い気がします。だからこそ、自分の「好き!」の中に上手に子どもを取り込んでみると、子どもの中にも「楽しい!」が芽生えます。

自分も楽しいことだと、いつもよりちょっと大らかになれるし、
子どもに「無理して合わせている」という気持ちもなくなります。

「楽しそうだね」から「楽しいね」に。
同じ気持ちを共有できる喜びは、子育てをうんと楽しいものにしてくれます。

私の場合はやっぱり歌が大好きなので、
子どもと一緒に歌うことであれば、難なく付き合ってあげることができます。

みなさんも、お絵描きやスポーツ、料理や手芸など、自分自身が「好きだな」と思うことがあるかと思います。

それを子どもと楽しむにはどうしたらいいだろう?
という視点を持ってぜひ子どもと一緒にやってみてほしいなと思います。

好きだからこそ、自分のペースでやりたい、
子どもが入ってくるとイライラする、ということもあるかもしれません。

だからこそ、自分の「好き」を通して子どもと楽しめるセッティングづくり、環境作りは大切だと思います。

お料理も、一緒にやろうといってもその子ができることを、用意してあげたり、歌であれば、一緒に歌えるものを歌ってあげたり。
自分の「好き」を入り口にしつつ、「一緒に楽しむための工夫」をぜひ一捻り加えてみてください。

うまく行く時、行かない時、どちらもあると思います。
でも、好きなものであれば、その工夫もちょっと楽しんでできるはず。

何より、子どもたちは「お母さんが楽しそう」というだけで、
多くの場合とっても喜んでくれます。
(これってすごいことですよね!!)

子どもたちと「楽しいね!」と言い合える時間を一度でも作れたら、
子どもと気持ちを共有するということ、
子どもと共に感じることってどういうことか、
理屈ではなくきっと感覚でわかってもらえると思います。

あなたの「好き」はなんですか?

もし見つからなかったら、ぜひいろんなこと、お子さんと
試してみてくださいね。疲れすぎてても見つからないことがあるので、
そういう時は自分の時間をゆっくりとって。

そして見つかったら、
ぜひ子どもとつながるための入り口にしてみてくださいね。

今日も読んでいただいてありがとうございました!

山口春奈

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