自分の「好き」に輪郭を与える
2年ぶりに髪型をショートに戻しました。
20代の頃からほぼずっとショートヘアだったのだけど、この2年ほど、気分転換に髪を伸ばしていました。
久しぶりに原点回帰です。
すっきりさっぱり!
今回は美容院も新しくしたくなって、前から少し気になっていたところを予約しました。初めてましての人にバッサリと切ってもらうというのはなかなか勇気がいるので、色々と参考になる写真を持っていこうと探していました。
「あ、これいいな」と思ったものをいくつかピックアップして、それらを眺めてみたものの・・・あれあれ、全部確かに「ショートヘア」なんだけど、どれも微妙に違う。
一枚の写真はトップにボリュームが出るように上はかなり短くなっているし、かと思えばもう一枚は段をつけずにボブのようだったり。でも、どちらも「好き」な部分と「イマイチ」の部分がある。それがどこなのかを一枚一枚の自分がなんとなく「好き」と思って寄せ集めた写真を眺めながら考えていました。今回は、なんとなく「おまかせします」ではなく、自分でちゃんと把握して、伝えてみたかったんです。
いろんな写真をみながら、私はきっと髪型に限らず、「なんとなく好き」止まりで色々なものをそのままにしていたから、髪型も、いつも切ってもらった後になんとなく近いんだけど、なんとなく違う・・・みたいなことが結構あったんだろうなぁ、と今回写真を眺めながら思っていました。
けれど、「好き」の輪郭をはっきりさせていくことって自分の幸福度を上げていくためにとても必要なのかもしれない、最近そう思うようになりました。
ぼんやりとした「好き」も、じっと眺めてみてその「好き」中にある色々なものをみていると、「あ、これは好き」「これはイマイチ・・・」とまたそこに好みが見えてきます。「好き」を知る作業は「嫌い」とか「イマイチ」というものを知る作業でもあるので、自分探しのようですね。
自分の「好き」という気持ちを何度もふるいにかけて、その中で更なる「好き」を見つけ、「嫌い」を知る。この作業を繰り返すことで、自分の「好き」というものがはっきりしていく。
最終的に自分の意図は結構ずれることなく美容師さんに伝えられて、いい感じで汲んでくれる美容師さんで恵まれました。よかった〜。
これを機に、自分の「好き」をもっともっと突き詰めていく作業、いろんなことでやってみたいなと思っています。
これは自分をご機嫌にするための、大切な手がかりになりそうです。
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