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「寂しい」って気持ち、素直に言えますか?~おかあさんラジオ vol.121

「おかあさんラジオ」では、
「子育てを通して自分も、子どもも大好きになるためのヒント」を、
5〜10分ほどでお届けしています。

121回目の今日は、
「寂しい」って気持ち、素直に言えますか?
というテーマでお送りします。
ポッドキャストと合わせてぜひ読んでみてくださいね。


さて、早速本題ですが、

みなさんは「寂しい」という気持ち、
素直に家族や友達に言えるでしょうか。

「寂しい」と言う気持ちは「嬉しい」と言う気持ちよりも
ちょっとあまのじゃくの怖がり屋さんだと思います。

寂しいと言う気持ちにはいろんな種類がありますよね。

「気付いて欲しい…」
「かまって欲しい…」
「わかって欲しい…」

他にも元を辿れば「寂しい」に行き着く感情、
人なら大なり小なり持っていると思います。
それは子どもも同じだなと感じます。

「寂しいよ!気付いてよ!」と素直に言えば
良いだけのように思うのですが、
どうも「寂しい」と言う感情は、相手に表現する時に、
一捻り加わってしまうことが多い。

「言うことを聞かない」
「いつもより愚図る」
「怒りんぼうさんになる」

などなど…その表れ方も豊かです。
だからこそ、子どもたちがちょっといつもより困ったなぁ〜
という態度をとる時、

「あれ?何か寂しいのかな?」
「何か気づいて欲しいことがあるのかな?」
「何かわかって欲しいことあるのかな?

という視点を持ってみてはいかがでしょうか?
すると、

「もう、面倒だなぁ」
「どうして言うこと聞いてくれないの!(忙しい時に限って)」

というイライラの感情が沸き起こっても、
少し別の視点から子どものことを感じてあげる余白が
生まれるかもしれません。



ここからはもう一歩進んで、

頭では子どもの「寂しい」という気持ちやサインに気付いてはいるけれど、
心が受け入れるのを拒んでしまう…

という方がいたら、読んでみてもらえると嬉しいです。


「寂しい」を表現できなかった私


ここだけの話、恥を忍んで書きますが、
昔の私は、筋金入りの「かまってちゃん」だったように思います。

私は、「寂しい」という気持ちを素直に伝える方法が
子どもの頃、よく分かりませんでした。

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