厳しいことを言ってくれる人を手放してはいけない
最近、厳しく叱られたことはありますか?
個人的に、叱ってもらえるうちに叱られたほうがいいと思います。
厳しいことを言われると「うわぁ……」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、ちゃんと叱ったり厳しいことを言ってくれる人ほど貴重な存在だと思うんです。
自分が叱ってみるとわかりますが、叱ることにもエネルギーが要ります。
言う側も、「これを言ったら嫌われるかもしれない」「反論されて口論になるかもしれない」など、リスクがありながら、伝えてくれています。
それでも伝えてくれるということは、貴方にとって必要だと思うから言ってくれているのだと思います。
(なお、「感情的に怒る」ことは別です。自分が言いたいからという理由で言うことは、ただの自分のストレスの発散なので、全くの別物だと思うので……。)
私は、これまでの人生でけっこう厳しい人にお世話になってきたなと思っています。
中高の部活時代の恩師、
大学の頃のバイト先の店長、
ゼミの先生、
ダイビングの恩師、
1社目のOJTを担当してくださった先輩、
今もお世話になっている第2の父母のような恩師、
兄姉のような先輩方、
皆さん、私のためを思って厳しいことをちゃんと言ってくれる人たちばかりでした。
その方々に言っていただいたことが、今の自分の基準をつくってきているし、へこたれそうになってもなんとかしてこれたのは、ただ優しいだけではない、厳しい優しさがあったからこそです。
社会に出て、年齢を重ねるごとに、厳しいことを言ってくれる人はどんどん少なくなります。
何も言われなくなると、傲慢になり、成長が止まっていきます。
だから、厳しいことを言ってくれる人の存在は大事なのだと思います。
より高みを目指すのも自分のあり方次第。引き続き、自分を磨き続けます。
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