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続ける。続けていることを忘れるくらいに。

#わたしの習慣 というお題を見かけたので、参加してみます。
とはいえ、本当に些細なことですが。
 
私は、中学~高校まで陸上部に所属していました。高校三年生になり、部活動を引退、卒業間近になったとき、顧問からひとつのアドバイスを受けました。
「今まで鍛えていた体を急に“緩める”と健康を害することがある。軽い運動でいいから卒業後も続けなさい。習慣にできるとよりいいぞ」。
 
それから40年(歳がバレてしまいますが(苦笑)、毎日続けているトレーニングは、腹筋30回、腕立て伏せ20回、スクワット100回が主。休日には10キロほどの軽いサイクリングも加えています。筋力トレーニングは元旦であっても変わらず。今では毎朝の洗顔と同じようなもので、しないと「気持ちが悪い」感じになっています。

あのとき私にアドバイスをくださった顧問の先生とは、今では近況も分からぬ状況です。もし今お会いしてお話ができたなら、先生は何と仰るのでしょうか。
「...…その歳まで続けているのか。お前も“諦め”の悪いやつだなぁ」と言われる気もいたします。

先生。私はあのときのあなたよりも年上になってしまいました。学生時代とは、変わったところも変わらぬところも、同じ容量で持っているような気がいたします。
そして「体育会系」にはなりきれなかった私は、こうして拙い文章を綴っています。毎日の習慣に「書くこと」も加わりました。その路を示してくださった方、恩師と仰ぐ方は、どこかあなたに似ているのです。
私は指導者に恵まれました。さて、私は誰かを導くことができる存在になっているでしょうか。体を鍛えつつ、筆で心を鍛えて、日々自分に問い続けていきます。
では、またお逢いしましょう。そのときまでご健勝で。
 

拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。