見出し画像

手触りのある言葉が降り積もる【ゼロの紙さん作『さびしくならないサラダを探して』】創作大賞感想 参加記事

まずは第一話を🔗いたします。

拙文は感想文というよりも「印象メモ」的で散漫・舌足らず💦であると自覚しています。まずは、その点をお詫び申し上げます。

ゼロの紙さんは、この創作大賞応募作をはじめ、拝読する時に「隣町で生きている」と感じられる登場人物達の物語を多く執筆されています。今回『さびしくならないサラダを探して』も、私感ながら、そうした「お隣さん」の物語がはじまった、と感じ、とても嬉しい気持ちを抱きながらストーリーを追い掛けておりました。いえ、同じ速度で歩いた、と表現した方が、この優しくも切ない時間には相応しいでしょう。

人の歩く速度で進むような「栞の物語」。それに大きな起伏はありません(私の言葉足らずのゆえにご無礼の段もあるかと。何卒ご笑覧賜りたく)。その分だけ「駆け足にならず」「歩く速度」で、私たち読者は栞の街の住人になって、文字からその空気を感じ取る、呼吸することが叶うのだ。そのように感じるのです。

そして、静かにかつ丁寧に綴られた、ロードムービーのような物語。それを形作るのは、コピーライターで歌人でもある、ゼロの紙さんの言葉選びから来ているのだ、と。
以下、最終話から引用いたします。

そしてぼとぼとというほんとうの雨音の傘の中で、わたしはひとりぬれそぼった犬みたいに泣いていた。

さびしくならないサラダを探して<最終話>
ゼロの紙  様  2024年7月23日 記事より引用

ああ、これはゼロさんにしか紡げない世界、ことばだ。言葉と記すより「ことば」とひらがなで。そう感じます。
未読の方は、第一話  より是非。最後まで読み終えたとき、きっと柔らかな風と光を感じることができるでしょう。

ゼロさん、素敵な世界をお分け下さりござありがとうございました&長編執筆お疲れさまでした(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ     拙い読書感想文未満、どうぞご笑覧を。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました

#創作大賞感想
#ゼロの紙さん
#さびしくならないサラダを探して
#みんなのフォトギャラリーから画像を挿入
#MicrosoftCopilot
#AIとやってみた
#AIアート
#猛暑のすごし方


サラダをイメージしたAIアート。MicrosoftCopilotによる生成です、転載、無断DLはお控えくださいますようお願い申し上げます。

<©2024春永睦月 この文章は著作権によって守られています。AI画像はフリー素材ではありません。無断使用及び転載等はお断りいたします〉
(©2024 HarunagaMutsuki This text are protected by copyrigh.
AI images are not free materials, unauthorized use or reproduction is prohibited.)

拙稿をお心のどこかに置いて頂ければ、これ以上の喜びはありません。ありがとうございます。