目を閉じて息をひきとる瞬間、自分をほめることができるかどうか ――書き仕事の日々11
新しい本が出るたび、大丈夫かな、みなさんに気に入ってもらえたかなあ、あそこらへんがまわりくどかったかなあ…あそこ説明が足りなかったかなあ…などなど、あれこれくよくよ考えます。
もちろん自分なりにいつもベストは尽くしているけれど、いつまでたっても自信が持てません。「どうだ書けたぞ」って気持ちには、とてもなれない。
でも発売後しばらくして、たくさんの感想が届き、ようやくほっとします。ありがとうございます。とてもうれしい。
もちろん、お叱りの感想もあります。
アレ伝の最後の最後で、ヒロインのサラが自分の子を兄に預け、ハミルと死ぬのを選んだことについて、
「リュシィ(子ども)がかわいそう」「母親としてどうなの?」
そうだよね。もし私だったらバルシネみたいに子どもといっしょに生きる(断言)
ありがとうございます。サポートして下さったあなたのおごりでゆっくりお茶を頂きながら、次は何を書くか楽しく悩みたいと思います😊