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フリーランスが会社に常駐したら、幸福度が上がった話


12月にnoteを書こうと思っていたら、あっという間に1週間も経ってしまった。もう、今年の振り返り、の季節ですね。



世界を旅しながら働くのは、本当に楽しかった

今年の1月に独立して、未経験からフリーランスになった。楽しかった。本当に、好きなときに好きな場所にいられる。やっぱり海外が好きだったから、ほとんどずっと、ひとりで東南アジアをふらふらしていた。


楽しかった。本当に。

楽しかった、はずだった。


だけど。

いつの間にか、世界を旅しながら働くことの優先順位が下がっていた。



どこへでもいける。何にでもなれる。

今年は頭も身体も追いつかないほど充実していて、まだ3ヶ月くらいしかたっていないような感覚。

HTMLとか、CSSとか、を書くようなところからはじめて、まわりのみんなは「難しい〜」と言いながらもできているのに、自分だけ全然できなくて、1ヶ月後にはデザインに振り切った。ほぼ独学だったけど、なんとか、個人でデザインの仕事をもらえるようになった。


そして、海外で出会った人やその周りから、どんどん仕事の幅が広がっていった。


ライター、講師、イベント企画、留学…。


「あれ、今なにやってるんだっけ。」

何度も思ったけど、それすらも楽しくて、「とにかく面白そうなことは何でもやってみよう」の精神で過ごしていた。


仕事で日本や海外に滞在したり、前職の予備校でやっていた、『教える』という仕事も経験させてもらったり。こんなにもいろんな経験ができることがうれしかった。



違和感って、無視できない

そんな楽しいフリーランス1年目、心の中でモヤモヤしていることが2つあった。

ひとつめは、私が本当にやりたいことへの違和感。

あれもこれも、楽しそうなことは全部やりたくて、取捨選択をしたくなかった。もちろん中には後でもいいこともあるのだけど、”今やりたいこと”が、私には抱えきれないくらい、いくつも重なっていってしまった。


その中で、いちばんに優先したいのが『デザインを学ぶこと』だと気付いたのは、つい最近の話。

だって、初めはフリーランスになる手段としてWeb系の仕事を選んで、その頃は、「月に5万円稼いで、海外で生活できたらいいなぁ」なんて思っていたから。


ただ、やればやるほど自分の作るデザインに対してモヤモヤが止まらなくなって、「あぁ、きっとこのままだと私、デザイナーを続けられないかも」と思った。どんどん好きになっていったからこそ、ちゃんと向き合いたかった。もし嫌いになるのなら、ちゃんと向き合ってから、嫌いになりたかった。


旅をしながら暮らす、って?


もうひとつの違和感は、旅をしながら暮らすこと(これが、いまの『旅暮らし』に繋がっている)の目的を見失っていたこと。

元々は、日本と海外の多拠点生活がしたかったので、住みたいと思う場所を探すために旅暮らしをしていた。

だから、観光とか、何か特別なことではなく、”飽きてきた頃に、それでもその場所にいたいと思えるかどうか”が、ひとつの基準だった。


はずなのに。

少しずつ、その必要性を感じなくなってしまった。

旅に飽きたとか、旅が嫌になったとか、ではない。


どんな環境でも比較的スッと順応できる性格のおかげで、いい意味で、どこでもよくなった。「どこに行くかより、誰と行くかだよ」なんていう、旅人のいう言葉の意味が初めてわかって、これ以上、ひとりで住みたい場所を探す意味ってなんだろう、と思い始めた。


そんな違和感から、”世界を旅しながら働く”ことの優先順位が下がっていった。



やっぱり、私はとっても運が良くて

このタイミングで、たまたま私のSNSを見てくれたエンジニアさんが、「うちで働きませんか?」と連絡をくれた。ちなみに、私がTwitterを始めた超初期から見ていてくれたらしい。これも、海外にいた時の縁だった。


連絡をもらったときは、「CACTASっていう、映像制作系の会社なんだな」ということくらいしかわからなかったのだけど、メンバーの方たちと話したら、すごくわくわくした。

いちばん印象に残っているのが、正式契約をした日のこと。会社の事業説明を一通り終えた代表に、「何が、いちばんやりたい?」と聞かれた。


CACTASは、”会社とは”とか、”働くこと”に対する考え方が、いわゆる一般的な会社とは違って、それがとても心地よかった。



社会人経験もほぼない、スキルもまだまだな私に、たくさんの選択肢を与えてもらえたことが本当にうれしかった。

「今回の契約が終わった時に、私がここで働いたことを、本当によかったと思ってもらおう」と誓った。



フリーランスが会社に常駐したら、幸福度が上がった話

フリーランスになって1年が経ち、1年前には想像もできなかった環境にいる。


今も会社に常駐しているとはいえ、個人で働くフリーランス。

ちょっとだけ、旅するフリーランスはお休み。


よく、「フリーランスは自由。会社員はオワコン」みたいな論争があるけれど、個人的にはあれは苦手。だって、フリーランスと会社員は対立するものじゃないと思っているから。


フリーランスも会社員も、どっちもいいじゃん。


会社に常駐して2週間。毎日会社に行くのが楽しくて、ずっとここにいたいなぁ、と思う。


隣の席に、同じ話題で笑い合える人がいる。お昼にLサイズのピザを注文する。実際に動かして、相談しながら、プロダクトを作っていく。個人では参加できないような大きなイベントに参加させてもらう。

どれも新鮮で楽しくて、「あぁ、”好き”に囲まれるのって、こんなに幸せなんだな」と気付いた。


大学生時代の理想は、『定時で退社してアフター6を楽しむ』だった私が。


今は、好きな人たちと、好きなことをしながら、小さなオフィスで会社を大きくしていくのが楽しくて。

自分の居場所を探し続けていた私が、やっと、自分が本当にやりたいことと、”ここにいたい”と思える場所を見つけた気分。



どんな環境にいても、根っこは変わらない

いまはとても恵まれた環境にいて、不満なんてまったくない。


だけど、これで落ちつかないんだろうな、というのが正直なところ。

「もっと成長したい」という思いが、きっと、いつまでも消えない。


会社をやめるとか続けるとか、そういうカタチにはあまりこだわっていないので、このあとどうするのかは、正直まだわからない。



ただ、ひとつだけ。

夢なんてなかった私に、目標ができた。


それは、2~3人の小さな組織で、みんなに必要とされるデザイナーになること。



こんな夢が、初めからあったわけじゃない。

夢なんて、将来なんて、と思っていたただの学生が、ただひたすらに自分のやりたいことをやっていたら、偶然出会った目標。


夢なんて、なくてもいいじゃん。

立派な目標なんて、なくてもいいじゃん。


夢や目標を持つことが目的になるくらいなら、ただがむしゃらに、走り続けていればいい。

そうすれば、きっといつか、自分の本当の”スキ”に出会えるはずだから。


ということを、運がいいだけの私が実際に経験したので、それっぽく言ってみる。



人生、なんとかなる。けど。

いつも140字で抑えているので、noteになると無限に書いてしまう……。


このnoteで私が伝えたかったのは、

働き方って、思っている以上にいろいろあるし、「好き!」と思える会社も、きっとある

そして

人生、ちゃんと努力すれば、何とかなる

ということ。



そう、ちゃんと努力すれば。


これは結果論だから、いまはまだ、わからない。

頑張ったつもりでも実らないことだってあるし、裏切られることもある。



そんな時は思いっきり落ち込んで、泣いて、寝て、やりたくない仕事なら全部やめて、またその時が来たら、頑張ればいいんじゃないかな。


人生、なんとかなる。生きてれば。


って言えるくらいが、ちょうどいい。


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追記:2020.10.22

いまはとても恵まれた環境にいて、不満なんてまったくない。だけど、これで落ちつかないんだろうな、というのが正直なところ。「もっと成長したい」という思いが、きっと、いつまでも消えない。会社をやめるとか続けるとか、そういうカタチにはあまりこだわっていないので、このあとどうするのかは、正直まだわからない。

この文章を書いた約10ヶ月後、「自分のタスクを極力減らして暇になりたい!」と思い立ち、『超フリーランス』になりました。



続きは次回。



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コメント (2)
とても良いお話を聞かせていただきありがとうございます。
1人でも多くの人に読んでいただきたいです。タイミングと運が良かったと思える心も素敵。
何かをやり続けてそれを見ていた人がいて声をかけてくれた。
その人生ドラマ大好きです。
私はいつも周りに言ってます。
一度は他人に雇用される社会人経験をする方がいい。そこで仕事以外の楽しさも苦労も体験出来る。親のコネ就職ではなく自分の力で働く場所を見つける。
起業はそのあとでも遅くない。
心からおめでとうございます。
おめでとう。幸せな環境が見つかってよかったですね。
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