劣等感 情けなさ 自分の価値って何
ある日携帯を開くと高校以来全く会ってない友人から夜中に電話がかかってきていたが出られなかった。間違えてかけてしまった感じかなと思いそのままにしておいた。
後日、「めっちゃ電話しちゃってごめん」とメッセージが来たので、
「全然いいよ、久しぶり」と返した。
話を続けてみるとどうやら間違えてかかってしまったのではなく、その子が会社の同期と飲みに行った時に、その同期のご近所さんがお酒の席に加わることになったらしく、その人物が本当にたまたま私の大学時代の元彼だったとのこと。
私は大学に進学した際に東京から大阪に引っ越していて、高校の友達は東京人、彼氏は大阪人。彼氏は就職と共に上京して今は東京で暮らしているらしい。
何という偶然。結局その時に電話には出られなかったので、4年ぶりの会話は叶わなかったが、それを機に元カレが今年からロンドンに駐在することとかも教えてもらい、すげー。となった。
すげーと思うと同時に蘇ってきた嫌な感情
元カレはいわゆる完璧人間だった。顔も皆に認められるサークル1のイケメン。
勉強もでき、中国語もペラペラ、歌もすごくうまいし、運動神経も抜群
誰からも憧れるような人間。
もちろん、私もそれなりに全てこなすことはできるし、勉強熱心な方だし
友達や後輩とも仲良くしていたけど
元彼からするときっとたくさん至らない点があったと思う。というより、価値観が違いすぎた。まあ結局それで別れることになって、正解だと思うけど
少なからず感じていた劣等感を思い出した
そして、彼と付き合っていた2年間で一番私が情けないなと感じたのは
あるお酒の席で「そういえば君って〇〇の彼女なんだよね、よく考えたらすごいわ」と言われたことだった。
私の認識はあくまでも元彼の彼女。そして私自身がすごいのではなく
元彼くんの彼女になれていること、元彼くんに好かれていることがすごい
そう聞こえた。
私自身の価値はないのだろうか。いや、流石にないとまではいかないにしても
元彼ありきの私と認識されている感覚がして本当に情けなかった
もちろん私自身を評価してくれる人もたくさんいたから、壊れてしまうほどのものではないにしても、そこそこショックを受けた
今はその頃に比べれば自分らしさを追求して生きられていると思うし
私自身を評価してもらえるように生きてるつもり。弱々な部分の方が多いのだけど。
今日はそんな感じかな。ばいばい。
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