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新卒から16年働いた会社を辞めた今。振り返り(3.営業編 鬱病疑惑~退職まで)

お久しぶりです。Harumiです。
振り返り滞っておりました。
前回の続きからの完結編です。

今までのお話はこちら。よかったら読んでみてください。

営業を楽しみながら仕事をしていて、なんでも「やります」って引き受けていたらある日突然私のコップが満杯になって溢れました。

笑えない日々のスタート

仕事をしていると嫌なことも大変なこともある。営業だからそれでもお客さんには丁寧に接しなきゃいけない。今までは無理やりにでもそれができていました。

ただ、その時はできなかった。
なんでこの人のいうこと聞かなきゃいけないんだろ?なんで笑わなきゃいけないんだろ?って今までの自分が嘘のように仕事への脳がストップしました。

今まで会社で楽しかったはずの雑談も全く耳に入らなくなり、私は笑えなくなりました。

でも会社は休めなかった。
イヤすぎて行きたくないのに休む勇気がなく、というか休んではいけないと自分で決めつけて無表情のまま仕事に行くことに。

さすがに上司もその状況を感じてくれて色々サポートしていただいた。
それでも3か月くらい、私の心は死んでいました。

今思えば病院行けばよかったのかなと思うし、きっと鬱になりかけていたのだと思うけど自分が鬱になるはずないと思って30年以上生きてきたので病院に行くこともいけない気がして。

転職活動スタート

たくさんの人に迷惑をかけながら時間をかけて少しずつ回復しました。
ただ、仕事への気持ちが復活することはないだろうと転職活動もスタート。
今の仕事が嫌という気持ちだけで転職活動をしたもので、別にやりたいこともないし、自分が得意なこともわからないまま。

まだ30代半ばということもあり、何社か受け入れてくれそうな会社に出会えました。ただ、私の辛い時期を支えてくれた上司に対する恩返しをしないといけないとその時は思い転職することをやめたのです。

今思えばただビビッていただけかもしれません。
狭い世界の中で生きていましたw

復活&最後の頑張り期

心の病以降、自己肯定感をいかにあげるかってことを考えながら仕事をしてました。今までは無理してなんでもやっていたけど、コップの水が溢れないようにある程度自分で調節しながら。そうすると、だんだん回復して仕事も頑張れるようになりました。

そのタイミングでチームリーダー的な役職につき、最後の頑張り時期に突入です。

30代半ばでもちゃんと後輩指導をしたことがなかったので初めての体験。
みんな性格が違って、自分から報告する人もいればこちらから聞かないと何も言ってこない人も。中間管理職って大変だなとその時とても実感しました。

みんなに平等に接しているつもりでもやはりどうも偏ってしまう。
難しいです。

そんな毎日を送っている中、世の中にコロナが流行り始め。
日常がおかしくなっていく中、私はこのままでいいのかなと思い始めました。

このままでいいの?決心のとき


5年後10年後もこのままここで働いていいのだろうか?
いや、このままでいたくない!!!

この気持ちが私を2回目の転職活動へと導きました。
前回の転職活動はネガティブな理由でしたが、今回は前向きに自分の人生を考えたいという気持ちからスタート。

ただ、世の中そんなに甘くない。
30代後半の1社しか経験したことのないポンコツをなかなか受け入れてくれる会社は見つかりませんでした。

転職先は決まらないまま、自分の仕事への気持ちもどんどんなくなり、退職意向を伝えたのです。

退職意向を伝えてから、残りの大きな仕事を片付け、なかなか受け入れてもらえない退職承認を経てやっと退職日が決まりました。
(結構割愛しているwww)

最後の出社日は挨拶まわりをしましたが、なかなか退職の実感を感じることはなく。ほんとにこのまま辞めるのだろうか?と思いながら挨拶をしました。

最後に後輩から色紙をもらったときに、「あ、辞めるんだ私」って初めて実感したという感じです。

16年という期間は今思えばあっという間でした。
でも振り返ってみるといろんなことがあって、色々勉強させてもらって、周りの人に支えてもらいながら今の私がいるんだなと改めて感じました。

そしてやっと来週から新たな環境に足を踏み出します。
無職期間の転職活動のお話はまた今度。

人生山あり谷あり。
さぁ新しい世界で何が起こるかな。

長々と読んでいただきありがとうございました!


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