身体が知らせるココロからのサイン
喉の調子を拗らせてそろそろ一週間。確実に回復の兆しは見せているものの、スッキリとまではいかず、いやいや参ったなあ。
なんてね思いながら、お風呂に浸かる朝のルーティン。
そう言えば私、喉の不調を感じる前は極度の肩凝りに悩まされていたなあと思い出したのです。その頃、仕事の内容がじわじわと色濃くなり始めていたのですよね。
まさに肩に重くのし掛かっていました。
この流れから、喉の不調、しかも声が出ないってどうしてだろ?と自分に問い掛けてみると。・・
ああそっか。
「これは必要だよ。」「でも、そのうち慣れるし助けてもらえるから。」という優しさ故の曖昧さに、私は困惑していました。
その根底にあるものって何だろ?
自分には出来ない・出来ない自分はこれまでの経験さえも否定されるという思い込みが、一歩を踏み出させずにいたのです。
声が出なくなったのも腑に落ちました。なぜ?って、声を使って伝える業務内容だったから。
頭では理解していながら、切り替えが苦手な自分を遠くに置き去りにしたまま、思考はどんどん先へと進んでゆくから空回りしてしまったのですね。
身体と心のバランスが崩れると、胸の真ん中がザワザワと渦巻いたり、ずしーんっと重かったり、その感じ方はお人其々ですが、感覚=心の声に耳を傾けずにいると、少しずつ、段々と、わかりやすい不調となって身体が教えてくれます。「ここだよ!ここ!ここが辛いんだよ!」ってな感じでしょうか。身体の部位とあらわれ方、そして心は繋がっていますから、紐解いてみると「ああそうだったのか!」と氣づくことが出来るのです。
私は風邪という診断でしたので症状に合ったお薬を処方して頂きましたが、それと同時に大好きなアロマで芳香浴を愉しむことにしました。
疲労と浄化に「ジュニパーベリー」。去痰作用があるので、今の喉の症状には期待出来そう。
感受性が鋭くストレスへの対応が苦手なので「ネロリ」が感情解放を助けてくれそう。
そうして自己肯定感を高めるのを助けてくれる「オレンジスイート」を。
置き去りにしてしまったはずの私。優しく手を握りしめて再び一緒に歩いてゆこうと誓うのでした。
香りと共に、自分に寄り添うことを意識しながら、今夜はゆっくりと眠れそうです。