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生きていたし生きている
まあ、そんなこともありながらも、相変わらず中学校生活を満喫していた。
ここでやってくるのは高校受験。私は地域でトップの学校を目指すことにした。ありがたいことに、勉強もそこそこできたし、私の地域で高校受験に落ちる人は、1人いるかいないか。さすが田舎。
いざ受験へ!私は受験中に、寝た。気がついたら寝ていた。まだ試験は半分も終わってないに、寝ていた。過度の緊張か?とにかく寝ていた。「あと5分」という
生きていたし生きている
「おうちかえったらえほんよんであげるね」
私のクラスのお絵かき授業なんてどうでもよかった。さぼればよかった。怒られたって、絵本を読んであげればよかった。なん十冊だって読んであげればよかった。
私は中学校のとき、陽キャでリア充だった。放課後残ってみんなと騒いだし、モテてもいた。二人同時に告白されたりもした。生きるなんて簡単だった。私が世界の中心だと、リアルに思っていた。
そんな私が「死」を感じた