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海に浮かぶ船から見た景色はまだ白いまま
一言で言えば、故郷の海を想像しながら空間もストーリーも込めて作れた曲だと思う。
今までで作った曲の中でも1番短くて、展開も新しくて、割と解釈がそれぞれできるように作れたのでお気に入りです。
短い曲だとは言ったけど、たくさんいっぱい考えて自分なりの昇華の仕方ができたと思う。
これを読んでくれている人は少なからず私に興味を持ってくれていると言うことを信じて少しだけ自分なりの解説をするね。
歌詞
宙に浮かぶ 虚ろな海音
やがて崩れ 落ちてく城の音
僕らならば (ゆけるならば)
誰も知らない(誰も知らずに)場所へ
連れてゆけ(ゆく)
腕に抱かれ すり抜ける温度は
海に沈め 思い出せないように
海に浮かぶ船から見た景色はまだ、、、
最近というかずっと思っているけど、今も、今までも優しくて頼もしい仲間に囲まれて自分のやりたいことを叶えられていると本当に実感しています。そんな仲間たちが同じ船に乗っていて、過去の自分を船から眺めている情景を歌詞にもメロにもしました。「過去」との決別でもあり、「未来」へ果敢に向かっていくそんな気持ちを”海に浮かぶ船”「未来」、”船から見た景色”「過去」と表現しました。
ジャケット写真は、幼少期の私と家族の写真と海の写真を切り貼りしたものです。
よくわかんないフィルターをかけているけど、これもお気に入りです。
ここまで来るまでに、本当はもっと怒りとか虚しさだとかいろんな感情がありましたが、残すほどでもないなあと、今書いていてふと思ったので、そのうち気が向いたらまた書こうと思います。
ここまで読んでくれてどうもありがとう。
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