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真剣な遊び場

いま、『アフリカ』次号と、もう1冊の本を並行してやっていて、もちろん日々の仕事は止められないので、とにかくドタバタしている。

今回の『アフリカ』にもそんな話が出てくるのだけど、商売になってない割には手が込んでいて、自分にとっては「真剣な遊び場」というふうだ。

自分に自分で〆切を伝えて、プレッシャーをかけなければ、つくれない。つくりあげることができない。──そんな感じもある。けれど、焦る理由は何? と考えてみると、ぼくはまだまだ、その先へゆきたいのだ。その先へゆくためには、いったん、いまあるものをかたちにしておく必要がある。

焦る自分に、まあまあ、と声をかけて、落ち着いて、あともう少しやろう。その方が良いものができるよ、と言っている別の自分もいる。その向こうには、面白いよ君たちは、と他人事みたいに面白がっている、また別の自分もいる。

そんな状況にもかかわらず、明日は朝からちょっと遠出をしてこようと思っています。

どうしても観たい展覧会があって、諦めかけていたんですけど、数日後に迫った自分の誕生日祝いに、明日という1日をプレゼントしてあげることにした。ちょっと行ってきます。

(つづく)


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