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アフリカキカク、2021年の5作+1
アフリカキカクのほんやさん(BASEショップ)で、25日までクリスマス・セールをやっているので、このタイミングで、2021年にリリースした本や雑誌のことをザッとおさらいしておこう。
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今年は、とにかく"つくる"ことにした年でした。いろいろあります。どんなに売れなくてもいまつくりたいもの、つくれるものをつくった。しかも中には10年、15年仕込みの本があり、今年1年だけでつくった本だとは言い難い。これまでの蓄積がつくらせた本だったと思います。
1月には、「2020年の夢(道草の家の文章教室サポーター・セット)」をリリースしました。完全受注生産(手づくり)の小冊子セット。これは今月末で絶版にする予定です。1年間、ウェブショップの隅に、そっと“いて”くれました。ありがとう! 文章教室の(2020年の)参加者たちへも。
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春に刊行した小冊子『海のように、光のように満ち──小川国夫との時間』(下窪俊哉・著)は、著者が若き日に出会った老作家・小川国夫の姿と声、印象的なことばを綴ったエッセイ選。「書く」ことをめぐる思索が詰まった1冊です。
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6月リリースの日常を旅する雑誌『アフリカ』vol.32は、“亀号”でした。UNI「化粧する人」にはじまり、犬飼愛生「キレイなオバサン、普通のオバサン」最終回の化粧話に終わる1冊、コ○ナ禍における夢の話、こども時代の話などいろんな贈り物が詰まってます。
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『アフリカ』は安いので『アフリカ』1冊買うのに(千円以上のお買い物で使える)クーポンは使えませんけど、ここはぜひバックナンバーと一緒に、あるいはまとめ買いを!(どの号にしようかな? 直感で選んでください?)
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8月に完成した『それでもやっぱりドロンゲーム』(犬飼愛生・著)は、詩集『stork mark』が好評の著者による初のエッセイ集。この本は読んだひとがとにかく愉快にというか、軽い気持ちになるらしい(どうでしょう?)。“エッセイの詩"もあり!
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11月には、珈琲焙煎舎がオープン10周年を迎えたのを記念して『珈琲焙煎舎の本』を出しました。「安定」とは何だろう? 何が正解で何が不正解なんだろう? 「続ける」とはどんなことだろう? etc. いろんなことを考えさせられます。
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『アフリカ』vol.33を年内に出す計画もありましたが、見事に!(?)年を越します。しかし、ですよ、次号を「2022年2月号」にするというのは、いいなあという気がしています(2222年2月までは生きてないねえ残念だ)。とはいえ、1月中には完成の予定です。
ついでに、これは2020年6月リリースの本ですが、『音を聴くひと』(下窪俊哉・著)もじわ〜っと発売中。著者の1999年〜2020年のアンソロジーで、短篇小説、エッセイ、編集後記、トーク、いろいろ詰まった“幕の内弁当”的な1冊。「音のしおり」とポストカードつき。
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「そう考えたときに、何かが「うまくいっていない」という感覚ほど、人を育てて、導いてくれるものはないんだな、と、しみじみ思う。何か問題を抱えることは、良いことなのだ」(「なりゆきの作法」より)
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(おまけ)
道草の家 a.k.a. アフリカキカクのクリスマス用プレイリスト。2021年(更新)版。
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