これから、どこへ?
追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。(羽生善治)
ここ(note)では、少し間が空きました。いかがお過ごしでしょうか。間が空くと、こうやって書き出せるまでに時間がかかるものですね。でも、まあ何でもいいからとにかく書き出してみよう。
近況報告から。
私は4月末に、最後は数ヶ月かけて仕上げた『モグとユウヒの冒険』(井川拓・著/アフリカキカク・刊)を入稿して、その直後からはゴールデン・ウィークで外出支援の仕事が忙しくなり(何が"ゴールデン"なんだろう? やっぱり稼ぎ時だからかな?)、その後に自分にも少し連休がありましたけど、長く離れていた映画館に通ったりして、ちょっと変化の多い時期になりました。些細なことかもしれませんが。
毎月1日更新の「水牛のように」5月号には、「『アフリカ』を続けて(11)」を発表しています。井川さんと『モグとユウヒの冒険』のことを書いた、2回目。
空族(くぞく)の富田克也さんの話が、大きく出てきます。大事な話は次回に続くのですけど、うまく書けるかどうか…とりあえず書いてみようと思っています。
年末を最後にお休みしている文章教室はじめワークショップにかんしては、なかなか重い腰が上がりません。ふいに(と私は感じるかも)誰からか連絡があるとか、吹いていなかった風が急に吹くとか、そういうことがあればスーッと動くかもしれません。
そんなことを少し思いつつ、今年、自分に課そうと思っていた原稿に少しずつ取り組み始めています。
もっとああいうことも、そういうこともすればいいんじゃないか、そんな自分の気持ちには、これから何を大切にしたい? と(いちいち)問いかけることにしています。いまの時代、こういうのがウケるとか、みんなこうしてるとか、多くの人がこんなふうに思ってるとか、SNSを覗くとそんなのはすぐになだれこんでくる。ちょっとした隙間からでも。
でもね、そういうのは全て紛い物ではないか。
心配するようなことはなぁ〜んにもないとして、さて、自分はいま何をしたい? と考えてみる。実際には私は心配とか不安の巨大な塊と日々押し合っているので、そうやって考えたことがすぐに実現できるわけではない(だろう)が、大きな指針になる。その先に「やりたくないこと」が決まるわけだ。やりたくないことはやらない方がよい。やりたくないことをやり続けていたら、壊れるよ。と、いちおう知っているつもりだ。「やりたくないこと」以外のことは、しかし、たくさんあるので、それはやっていい。
自分はこれからいったい、どこへゆこうとしているんだろう?
(つづく)
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