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人を信じられるようになるまで その3

晴海プラムです。働き過ぎで会社を休むようになってから、体は元気になっても、人を信じるのが怖くなりました。常に心がざわざわしていました。そんなわたしが、人を信じられるようになるまでのお話を書いています。前回のお話はこちら。

スポーツジムに通って半年くらいすると、だんだん知り合いが増えた。1回でも会話した人の顔は覚えているので、その人に会ったら毎回絶対に挨拶をする。最初は相手を無視していないという、わたしなりのアピールだった。でもそれを繰り返すことで、だんだん知り合いが増えていって、挨拶も自然にできるようになった。

ジムでは毎週必ず出るスタジオプログラムを決めている。その日にちょうど用事があって、休んだ日があった。そうすると翌日常連さんから「昨日いなかったね〜」と声をかけられて、びっくりした。なぜびっくりしたかというと、自分はいつでも影の薄い人のつもりでジムに通っていたんだけれど、「毎週そこにいる人」として、しっかり認知されていることに驚いた。

またある日、スタジオプログラムが終わって汗だくの姿でトイレにいくと、常連さんから「いつも頑張ってるわね〜。すごいわ。インストラクターの動きがわからない時はあなたの姿をみて、いつもやってるの。あなたを見てると、自分も頑張ろうって思うの。」と声をかけられた。ただ普通に動いているだけなのに、こういう言葉をもらえるのがびっくりしたし、とても嬉しかった。「ここでは素の自分で大丈夫なんだ」と、そのとき感じた。

こういう何気ない会話を積み重ねることで、いつの間にかスタジオプログラムに並ぶ時は、常連さんとの雑談タイムになった。列に並ぶのも緊張せず、自然にその場所に馴染めるようになった。その場所に馴染んでいる自分に気づいた時、ちゃんと人間関係を築けるようになったんだとしみじみ感じた。通い始めた時は、こわい人がいるかもしれないと常にビクビクしていた。そこから素の自分が相手から受け入れられる経験は、一人の時間が長かったわたしにとっては、とても意味のあることだった。

昼間のスタジオプログラムにすっかり馴染んだら、一つ自分のハードルをあげた。人気スタジオプログラムの中に入ることだ。お昼の常連さんからすると、やっている人たちがこわくて入れないという、噂のプログラムにチャレンジした。そのエピソードはこちら。こわい人とは距離を取りつつ、今はまだビクビクしながら入ってます。

ジムの人たちのやりとりのエピソードは、その4に続きます。

今週土曜日、10/28(土)に新宿で「マジカル⭐︎パワー祭り」を開催します。色々考えすぎて、疲れてしまっている方は、心のくもりを晴れやかにする「ブルースカイコース」(タロット)がおすすめです。ご予約の締め切りは27日(金)15時までです。気になっている方はお早めにご予約ください。

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