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何気ない風景とロードトリップ
信号がぶら下がる交差点。
まだ、電線にぶら下げた信号が存在していたんだぁ…
とぼんやり思う。
アトランタからテネシー州リンチバーグにあるジャック・ダニエルの醸造所へ行く途中。都会だったアトランタから郊外へ。
ここは郊外(suburban)なのか、それとも田舎(rural)なのか。
ニューヨーカーからしたら、田舎なんだろう。
とは言え、当時、仕事をしていたアフリカ某国の首都からしたら、ここも十分な都会に見える。先端ハイテクが揃う先進国の街ってところだろう。
ドライブの何が好きって、何気ない風景を見て何かを思う事が出来るから。
ハイスピードでハイウェイを走るのも快感だけど、ぼんやり信号待ちをしながら何かを考える時間が好き。
それに運転している時は無になれる。ひたすら目的地に向かって車を走らせる。その空間が好きなんだ。
流れて、移り変わる景色。
ただの交差点だったり、並木だったり、ハイウェイだったり。絵になるような風景ではないけど、そんな日常を垣間見るのが私が好きなロードトリップ。
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