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遠くて、近い、その場所で・・・(作品紹介)

こんにちは。またまた作品紹介です。

最近なんで作品について書いているかというと・・・・

自分の作品について全然書いてなかった・・・

そして伝わってなかった。(そりゃそうだ)

ということがわかり。

今回は『曇天の日』についてかいていたつもりだったのですが、書いてて、「これは自分の作品全部にいえることかもしれない・・・」とも思いました。ではでは。よかったら、作品についての話です。


私は昔よく小説を読んでました。

本一つで、同じ場所を違った空間へ連れてってくれる小説が好きでした。

「一体何の話だろう?」とおそらく思われた方も多いかなと思います。

私の写真を「まるで小説を読んでいるような感覚がする」といってくれた人がいます。

その人はモノクロ写真というものをあまりみないが私の写真を見たときに「小説」を読むようにいろんな想像する余韻があるところがとてもすてきだと。

「想像する余韻」

想像する余韻・・・自分がその世界を創り出すことができる部分。

きれいな世界はとても好きだ。色のあふれる世界。絶景。

だけど、見た途端思う。

「ここにいったことがない」

「いったけど、こんな色はしてなかった。」

「見たことない素晴らしい世界」

自分とは、関係ない世界。

モノクロ写真はどうだろうか?

「見たことがない・・・はずなのになぜか懐かしい。」

「これと似たようなことを経験(体験)したような・・・」

「夢の中の景色のよう・・・」

もちろん、モノクロ写真でも、そんな風に感じない写真もあると思うのですが、

「想像する余韻」とは、その世界に自分というスペースをもたらすのではないだろうか?

その世界に『わたし』がはいる余地。

そんな世界を私はあなたに提供したい。

そしてそんな世界を特殊な紙で制作し、サインによってエネルギーをいれた作品を。

特殊な紙は、人によって、光によって、角度によって、感情によって見え方を変える紙です。

遠くて、近い、その場所で・・・

あなたに会えることを楽しみにしています。


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