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「いいね」をする人は救ってくれない

SNSはどれだけ人間関係を満たしくれるだろうか。

ついつい私たちはタイムラインやストーリーを閲覧して、気軽にいいねをつける。そして、いいねをつけられたら僅かばかりの承認欲求を満たしている。

今ではSNSを通じて様々な他人の生活や思考を覗くことができる。
150弱のダンバー数が何百人何千人と拡張された気がして、弱いつながりを形成することが簡単になった。毎日いいねや返信をすることで生存確認をすることができる。

しかし、孤独感を拭うことはできただろうか?

他人のSNSでの投稿を見ることで嫉妬や劣等感が生まれた。その反動なのか友達が必要なくて一人で生きていけるアピールをしてしまった。

その結果、周囲を拒絶してより孤独感を強調された。

SNSが人生を幸せにしてくれることはなかった。
発信してもいざという時に助けてくれる人は殆どいない。

それは、他人と接続するコスパが良くなりすぎたからかもしれない。
対面で会う、ましてや相談に乗ったり悩みを聞くことは労力がかかる。

だが、人間は感覚や空間、感情を共有したい生き物だ。
しかし、SNSの希薄なコンテンツの共有ではなく物理的な接触や生臭い感情の共有を求めている。

いいねだけの関係は何も共有できず、自分を救ってくれない。

SNSは共有したい出来事を気軽に報告できるコミュニケーションツールとして活用していきたい。

私は何を共有したいんだろうか?

一緒に筋トレしたり読書の感想を共有できる人が欲しいな、、、

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