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春馬ローラよ、永遠なれ

Haruma will be forever an important part of "Kinky Boots family"

そんな Cyndi Lauper の言葉で始まった、Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie.

まずは、この動画を公開するために尽力してくださった、すべての皆様に感謝します。本当にありがとうございました。

I'll give all my thanks to everybody for the efforts in making this "Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie".

この動画本編のうち、大きな時間を割いて海外スタッフが三浦春馬さんに惜しみない賛辞を贈っています。

DirectorのJerry Mitchellの言葉を借りれば

He was "spectacular" in Kinky Boots. 

あんまり、人に対して「spectacular」って使うの聞いたことないです。


Associate ChoreographerのRusty Moweryは彼のローラを演じる熱意に対し

He jumped in head first, with full enthusiasm, excitement.  

と語っています。またローラ役を演じるのは "Huge undertaking for any actor."であるとも言っており、ローラという役を演じるのは並大抵のことではなかったことが分かります。彼はそのあと、春馬くんが努力して役を自分のものにしていく過程でも、熱意をもって、かつ楽しんでいたことを話してくれています。

Associate directorのD.B.Bondsは、春馬くんの人柄について

He was so generous, so kind, always worried about other people's feelings. And he was a real leader in the room

と言っています。日本での彼を評する記事にあるものとほぼ同じことを語ってくれていますね。

D.B.Bondsはまたキンキー・ブーツで出てくる「6つのステップ」を実行することが春馬くんの記憶をつなぐことにつながるのではないかとも言っています。

1.真実を追求する(Pursue the truth)

2.新しいことを学ぶ(Learn something new)

3.自分を受け入れ、他人も受け入れる(Accept yourself and accept others, too)

4.愛を輝かせる(Let love shined)

5.  プライドを掲げる(The pride be your guide ) 聞き取れなかったので不正確

6.自分を変えれば世界が変わる( you change the world when you change your mind)


英語の勉強がてら、リスニングを試みましたが中途半端にしか聞き取れませんでした。間違いもたくさんありそうです。もう少し頑張ります。しかし、皆さん結構強めの言葉を使ってお褒めくださってますよ、春馬くん。お世辞じゃなさそうです。


続いて、美しい春馬ローラの映像が。

2016年の舞台鑑賞時の興奮を思い出して、泣けてきます。やはり、春馬くんは本当に素晴らしいミュージカルスターです。舞台上での声の使い方で伝わるローラの感情、豊かな表情、しなやかな動きによるダンス(ピンヒール履いてるんですよ!)。そしてそれらが渾然一体となっての表現力。

動画の中でRusty Moweryも言ってましたが、本当に春馬くんはローラという役を深く深く掘り下げて自分のものにしていたのだなと、感動しきりです。

動画中でお2人の海外スタッフから、「彼は真のリーダーだった」というコメントがありました。別な撮影の際の、以下中国人通訳の方のブログからも私はリーダーシップを感じるのですが、日本のエンタメの現場の方からこう言った声を聞いたことがあまりありません。彼のリーダーシップというのは、海外の空気に触れてこそ見えてくるものだったのもしれない、もしくは、日本の撮影現場で求められるリーダーシップと、海外の撮影現場で求められるリーダーシップが違っているのかもしれない、あるいは、日本の撮影現場では、俳優がリーダーシップを発揮するチャンスが少ないのかも、と想像しています。


観終わって、「何でこんなことになってしまったんだろう」という救えなかったことへの後悔(冷静に考えれば、もちろん一ファンに何かできたはずもないのですが)と、「もう絶対にローラを演じる三浦春馬という偉大な役者には会えない」という寂しさが押し寄せて何度も泣きました。泣いてはまた動画を観ての繰り返し。一体何度観たことでしょう。


表現者・三浦春馬は舞台でこそ輝く人でした。その中でも「キンキー・ブーツ」のローラ役はいまのところ、日本の役者では彼以外には出来ないと思っています。仮に誰かが演じたとしても、周囲の期待に十分に応えられるでしょうか。だいぶスタッフのハードルが上がっている状態かと思います。


三浦春馬さんの演じた役の中で、ローラは私にとってぶっちぎりの1番なのです。次点は多すぎて選べません。


動画冒頭の Cyndi Lauper の言葉が、心に響きます。

Haruma will be forever an important part of "Kinky Boots family"


春馬くんのローラは、永遠です。6つのステップを心に刻んで、胸の中に春馬ローラをしまっておくことにします。本当にありがとう、Cyndi。久しぶりにあなたの曲を聴きたくなりました。春馬くんをファミリーだといってくれたこと、ずっと忘れません。




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