想像と創造
2022.4.25 Mon
ソウゾウという言葉は、2種類ある。
想像はイマジン。
自分の中で、イメージすること。
創造はクリエイト。
自分の外に新しいものを生み出すこと。
どちらの方が必要とか重要ということはなく、どちらも必要である。
想像から創造が生まれることもあるし、創造しようとする時に想像が必要であったりするわけで、二つのソウゾウは常にお互いに影響を及ぼし合っているといえる。
この二つのソウゾウは、インプットとアウトプットの関係に似ているようにも思える。
目の前の事象や過去の経験などの情報を整理し、イメージをする。この時点では具体的な行動はともなっておらず、自分の頭の中だけで完結してしまう。
これはインプット状態と同じで、現実世界そのものには影響を及ぼしていない。もちろん本人の内側には大きな影響を及ぼしているのかもしれないけど、それを受けて行動しなければ、現実世界は変わらない。
例え行動しなくとも、イメージできたことで精神的に楽になったり、心に余裕が持てるようになる可能性もあるので、その点を考えても、想像は大切であるといえる。
一方で創造は、自分の中にあったものを自分の外に新しく生み出すことだから、アウトプットの一種であると捉えることができる。
クリエイターはいるのに、イマジネーターがいないのは、この違いがあるからではないだろうか。
で、今回何が言いたいのかというと、ソウゾウ力は、想像力×創造力の組み合わせであるのだということ。
ソウゾウ力を武器にしたい、武器であると信じている自分にとって、創造力も想像力もどちらも必要なことであり、この2つを組み合わせることが新のソウゾウリョクであると思うからだ。
表現者になりたい。
クリエイターになりたい。
アーティストになりたい。
多くの人がそう思うだろうし、自分もそう思っている。
そう思った人全員がそれになれると思っているし、人気や名声は他人が決めることだから正直仕方のない部分ではある。
でも、自分のソウゾウ力を駆使して生きている人は生きている楽しさや苦しみ、痛みや嬉しいという想いを数多く感じることが出来ると思う。
今この瞬間も、ソウゾウ力を働かせることで見えてくる世界が必ずあるし、ソウゾウ力さえあれば、自分はどんな世界にだって飛び立つことができる。
例え周りの環境が変わらなくても、いつもどおりの日常であっても、ソウゾウリョクが飛行機や電車に変化し、僕らを乗せてまだ見たこともない景色を見せに連れて行ってくれる。
だからどんな時でもソウゾウリョクを忘れずに駆使して生きていきたい。
社会に揉まれながらも、ソウゾウリョクは磨き続けていきたい。
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