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#137「4時起床の世界」

不思議な感覚だった。朝4時ごろに目が醒めて、そこからもう一度布団に入って寝ようとしても、なかなか寝つくことができない。「早朝出勤できる!」となぜかワクワクしている自分がいて、結局そのまま起きてシャワーを浴びて、家を出る。眠さもなく、びっくりするくらい目が醒めていた。通勤電車の中では昨日購入した本を読む。いつもなら眠くなるのに全然眠くならないで、話の内容が理解できている。

ワクワクの訳は、先日仕事で始発出勤をした際の出来事が影響しているのだろう。早朝の涼しい空気や、誰もいないオフィスで黙々と作業をこなす。これがとても捗るのだ。いつもなら会社にいると30分に一回は話しかけられるけれども、朝の2時間、誰にも邪魔されずにタスクを進めることができた。脳も冴えていて、すごく快適だなと感じていて、今後も取り入れていきたいと思っていた。

誰もいないオフィスに7時ごろに到着し、まずはロッカー整理。不要な書類を処分し、必要なものだけをまとめていく。その後は給湯室でコーヒー豆をひき、淹れたてのコーヒーとコンビニで買ったサンドウィッチを食べる。誰もいないオフィスを1人贅沢に占領している感覚や、早起きしたことに対する自己肯定感の高さで気持ちの良い朝を過ごしていた。9時までは直近のタスク整理と各案件の管理を行う。今週1週間はもちろん、来週再来週のタスクまで把握することができたので、仕事量も明確化できた。仕事ができない人ほど自らのタスクの整理がついておらず、先行きが不透明だからこそ、目の前のタスクを終わらせることに執着してしまい、ただ呆然と忙しいと感じてしまう。孫氏の兵法にも記載があるけれど、相手(タスクや仕事量)を知らなければ、攻略なんてできない。まずは目の前の仕事量ややるべきこと、到達したいゴールを明確にイメージすることから始まる。

9時になるとチラホラ出社してくる人たちがいるので、段々とオフィスが賑やかになっていく。そのタイミングで、久しぶりのチョコザップへ。朝に来るジムは久しぶりだったが、既にトレーニングをしている人たちもいた。胸筋を中心にトレーニングを30〜40分程度行い、程よい疲労感のなか、再びオフィスへ戻る。いつも出社する時間くらいに再度オフィスに戻ると、いつもの景色が広がっていた。それでもいつもより特別感があって、冒険の後のような感覚でまたいつもの日常を始めることができた。

日中、時折眩暈や軽い頭痛を感じることもあったので、やはり睡眠量的には足りていなかったので、無理はしない程度に今後も朝活は取り入れていきたい。

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