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迷いの中で見えた確かな光~コーチとしてのやりがいと今しかできないこと~

2021.11.17 Wed

色んな迷いがある中で今日もスクールに行った。

いつもより空回りしていたと思うし、いつもよりテンションが低かったと思う。いつもに比べて、冷静さを欠いていた気がする。

スクールでコーチをするよりも、今は自分自身のコーチをした方が良いんじゃないだろうか。

今、迷いを抱えている自分がコーチをする資格なんてあるのだろうか。

そんなことを考えていたのかもしれない。


今日、自分が担当しているスクールに体験の生徒が3人来てくれた。

新たにスクールが始まってから1ヶ月以上経ち、いつも来てくれている子も環境に慣れてきたり、体験の生徒が3人とも元気だったことが影響してか、いつも以上に子どもたちのエネルギーが強かった気がする。

それでも、自分にできることを精一杯やろうとした。

話を聴く時は聴く、楽しむところは楽しむ。

そんなメリハリをつけてほしい。まだ幼稚園生なので、サッカーの知識よりも、サッカーそのものの楽しさやメリハリ、取り組む姿勢を少しづつ伝えていくことができればいいなと思う。そんな取り組みは自分としてはこれからも意識してコーチングしていきたい。

そして、せっかくこのスクールに来てくれるのだから、頭と身体を思う存分使ってほしい。

だから練習メニューも、話を聞かないと分からない要素や、よく周りを見ないといけない要素など、複合的なトレーニングを自然と行えるように自分の中では工夫をしている。もちろん、ベースには楽しく行うことができるメニューにはしているつもりだ。

幼稚園生の年代から少しづつでもそんな刺激のあるメニューを行っていけば、必ず彼らの成長につながると信じている。

だから、少し難しいと思える練習でも、毎回挑戦して、自分の経験にして次に活かすようにはしている。

そんなこんなで、こちらも子どもたちに負けないように必死にエネルギーを開放しながら、頭を使いながら今日も無事に終了した。


でも、練習が終わっても、まだやるべきことがある。

見に来てくださった生徒の親御さん方とコミュニケーションを取ることを忘れてはいけない。

来てくれた方全員の目を見てお礼を言うこと。

時間の許す限り、一人でも多くの親御さんとお話をすること。


そんな成果が見られたのかはわからないけど、嬉しかったことがある。

一つは、体験に来てくれていた3人の親御さんから入会したいという言葉をいただけたこと。

自分の名前も聞かれたし、毎週担当してくれるのかどうかも聞かれ、自分としては非常に手応えを感じることができた。

自分のクラスは自分がメインコーチで、基本的に自分以外のコーチはいないため、今日の取り組みが評価された気がしてすごく嬉しかった。

入会の決め手にほんの少しでも自分が関わっていたことで、ポジティブな影響を与えることができていたのならこれ以上嬉しいことはないと思う。

もう一つは、生徒たちに名前を沢山呼ばれたこと。

先週から来てくれている子は自分の名前を覚えていてくれたし、今日はじめての子たちも帰り際に

「00コーチ、さようならー!」

「00コーチ、また来週ー!」

と元気よく挨拶してくれてすごく嬉しかった。


こんな最高な経験は今しかできない。

あと半年しかできない。迷っている時間なんてないのかもしれない。

だからこそ、残りの時間も全力で子どもたちと向き合っていきたい。

改めてそう思えた1日だった。

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