誰だって不安を抱えている
2022.3.22 Tue
みんな自分のことを特別だと思っている。
自分だからこう思っているとか、不安に感じているとか。
でも、基本的にみんな同じようなことを考えているし、同じような感情であったりすることがほとんどである。
その典型が「私は人見知りです」という思い込み。
誰だって最初は人見知りで、初対面の人と話すことに不安を抱えている。
でも、それが経験や慣れによって緩和されて、初対面でも上手に話せたりする人もいるだろう。
でも、そんな人であっても多少の不安は抱えていると思う。
では、彼らはどんな思考で接しているのか。
自分の仮説だが、彼らは、
「相手もまた自分と同じ不安を抱えている。だからこそ、こちらがしてほしいことを自分が相手にしてあげることで、相手も喜んでくれるのではないか」
と考えていると思う。
実際、最近の自分がそう考えるようになってきた。
こちらから話しかけられて嫌な思いをする人は少ないと思う。
みんな話しかけるのは苦手で進まないけど、向こうから好意的に話しかけられて嫌な思いをする人は少ないのではないだろうか。
また、話しかけて本当に嫌そうであれば、今後もう関わらなければいいだけ。
食わず嫌いと一緒。
なんとなく美味しくなさそうだから食べないでいると、味が分からないまま。
でも、いざ勇気を持って一歩踏み込み、実際に食べてみることが大切なのだ。
そうすれば、美味しいか美味しくないか、食べれるのか食べれないのかが自分の経験として分かるようになる。
人との関わりもそれと同じ。
みんな話す前までは、相手に不快に思われたらどうしようとか、仲良くなれるだろうかと不安になるもの。
でも、その不安は自分自身が勝手に生み出してしまっているもの。
自分の単なる思い込みでしかない。
自分の妄想で勝手に不安になったり怯えたりしているだけなのだから、そんなことは考えずに話しかけてみればいい。もちろん、話し方や接し方は考えないとはいけないが。
もし考えるべきことがあるとするならば、先程も述べたように自分が相手側の立場だったらどんなふうに思うかを考えるべきだろう。
自分は話しかけられて嫌な思いをするのかどうか。
自分に好意を持って来てくれた人に対して嫌な気持ちになるだろうか。
自分に興味を持ってくれることは本来嬉しいことだとすれば、不快に思う人は少ないなず。
これから4月になり、多くの新しい人と出会うだろうが、そんな気持ちをもち、勇気を持って自分から積極的に話しかけていきたいと思う。