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遂に!ロンドンで財布を盗まれた。

みなさん、こんにちは。

私、遂に(?)ロンドンで財布を盗まれてしまいました…。涙
遂に莫大な数であろう被害者たちの仲間入りです。

もちろん、盗んだ人が100%悪いのですが、
私にも落ち度というか、
少しの工夫で防げたなぁと反省すべき点があります…。
なので、今回のnoteに恥ずかしながらも書き残すことにしました。

ロンドン在住の方にも、
旅行でロンドンに訪れる予定の方にも、
まぁロンドンだろうが日本だろうが関係なく、
参考になればと思います…!
(私が間抜けすぎて呆れられてしまうかもしれませんが。)

Podcastでも同じ内容をお話ししています。
流れ作業のお供に宜しかったら、どうぞ!


まず、どこで盗まれてしまったか。

ロンドンナーから大変嫌われている
Central Lineです。

(なぜ嫌われているのか。説明が難しいのですが、乗ってみたら何となく分かるかと思います←)

Central Lineの車両内で盗まれてしまいました。涙

Bethnal Green駅からStratford駅というたった2駅間での移動なのですが、
Bethnal Green駅→Mile End駅の1駅間の移動の際に盗まれてしまったと思われます。

ことの顛末

を述べさせて頂くと、

お友達とYoung V&Aに行き、楽しい日曜の午後を過ごす。

Bethnal Green駅で、逆方向に向かうお友達と別れ、
Central Lineに飛び乗る。

日曜の午後だったからか、電車が激混み。
人が集中しているドア付近に立つ。
人が密集している状態。
右手で手すりを持ち、左手にはスマホを持つ。

次のMile End駅でだいぶ人が降りる。
自分は次のStratford駅で降りるので、電車に留まる。

何とな〜く、自分の鞄の中を覗いてみる。
(因みに鞄は、肩掛けタイプ)

財布が無いことに気づく。

…という感じでございます。

ロンドンやヨーロッパで日々Surviveしている皆様なら、
もうすでに突っ込みたい箇所だらけかと思われます。
私もこの文を書きながら、赤ペン先生を入れたいです。

この私が犯した失態+それから学べる対策は、
最後にまとめるとして。

財布がないと気づいた時点で、どうしたか。

とりあえず2つの可能性を考えました。
その1 カフェに忘れてきた。
その2 Central Lineで盗られた。

今はもうCentral Lineで盗られたと結論付けていますが、
この時は、カフェに忘れてきた可能性も僅かにありました。

というのも、Young V&Aに行く前にカフェに寄ったのですが、
このカフェが”唯一お財布を鞄から取り出した場所”だったのです。

なので、とりあえずまた電車に乗り、
Bethnal Greenに戻り、カフェへダッシュ!
…が、残念ながら(とはいえ予想通り)、
カフェにはお財布はなく…。

念の為、Young V&Aにも再度訪れ、
財布の落とし物が届けられていないか聞きましたが、
やはり無いとのこと。

…となると、もうほぼ99.99%の確率で、
Central Lineで盗られたと断定できるわけです。

ここで、突っ込みたくなる人もいるはず。
「なぜCentral Lineと断定できるのか?」
「Young V&Aで盗られたり、落とした可能性もあるのでは?」

…はい、そうなんです、
そうなんですけれども、
道中で落としたり、
Central Line以外の場所で盗られた可能性は極めて低いと思っています。

…というのも、
・カフェでお財布を取り出してから、一回も鞄を開けていない。
・Central Lineが唯一、他人がかなり近かった状況だった
のです。

私のショルダーバッグが、Kate Spadeのバッグで、

↑こういう、Flap Shoulder Bagというタイプのもので、
この蓋?になる部分は、マグネットで留められるようになっています。

カフェでお財布を取り出して、コーヒーの支払いをしてからは、
一回もこの鞄から物を取り出してない(&開けてすらいない)ので、
落とした、とは考えづらい。

かつ、Young V&Aもすごく混んでいたわけでは無いので、
他人が自分の至近距離に近づいてきたことはなかったです。

…となると、ぎゅうぎゅう詰めに近い状態だった、
Central Lineの車両内で盗られた可能性が一番高いのです。

財布が盗られたら、必ずやること。

さぁ。
残念ながらお財布は盗られてしまったよう。
とにかく速攻でやらなくてはいけないのは、
クレジットカードを止める!!
今すぐ、止める!

イギリスの銀行のカードはアプリですぐ止めて、
カードの再発行の申請もそのままアプリで行えました。
(因みに銀行はMonzo。)

日本のクレジットカードは4枚所有しているのですが、
4枚とのもお財布に入っていたので…。涙
国際電話料金はかかりますが、致し方なし。
すぐに電話をして、盗られたカードは止めて、
新しいカードの再発行をお願いしました。
(現在、ロンドンにいるため、カードは実家に送付してもらうことに。)

続いてやらなくてはいけないのは、
警察(イギリス)へのレポート。

https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/tonan.html

↑在英日本大使館のウェブサイトにも、警察への被害届について記載されています。
緊急を要する(怪我をしている、犯人が実際に今目の前にいる等)場合でなければ、このような盗難の事例に関しては、オンラインで被害届を出すことができます。

私が犯した失態。

さて。とても恥ずかしくて仕方ないのですが…。
先ほど言ったように、悪いのは犯人です。
…が、私もこの失態を犯さなければ、大事なお財布が盗まれるのを防げた可能性がグッと高くなっていたと思います。

失態その①
人が多いドア付近のエリアから移動しなかった。

ロンドンの電車ユーザーの方々って、
本当に不思議で、
全然電車の奥に移動しないんですよ。(私の印象)
東京の電車ユーザーを見てみ!?と突っ込みたくなります。

普段なら、私は人が固まるドア付近が嫌いなので、
人が少しでも少ない奥のスペース(座席前など)に移動するんです。

…が、今回は「たった2駅の移動だから」と、
人が多いのに、ドア付近に留まってしまった。
もうバカバカ。

失態その②
完全に鞄への注意を怠っていた。

先ほど述べたように、人がぎゅうぎゅう詰めになっている電車内で、
私の右手は手すりを握っており、
左手はスマートフォンを握りしめておりました。

左手はスマホを握りしめていたとはいえ、
ちょっとその左手を鞄に添えていたら…!

「右手は添えるだけ」ならぬ
「左手は添えるだけ」…!
それをするだけで、盗人が私の鞄に手を突っ込む可能性はグッと下がったはず。

失態その③
鞄が開けやすい状態だった。

「どういうこと?」と突っ込まれそうですが…。
私がその日お供にしていた鞄は、
先ほど写真にも載せたようなKate Spadeの鞄でした。

Flapタイプ?のもので、
生地が折り返してるような蓋になっています。
で、その蓋はマグネットで留められると。
この鞄を購入したのがもう5年以上前になるのですが、
最近マグネットが留めにくくなっていたんですね…。

なので、マグネットをしっかり留めずにいた可能性が高いです。
マグネットが留まっていれば、
鞄を開けるのに多少は力が必要なんですよ。
ですが、マグネットが留まっていないと、
「はいっ!」と蓋をめくれば鞄の中身が見えてしまうのです。


失態その④
財布が鞄の上部にあった。

これもですね…。
いつもなら、本当に、いつもなら…。
お財布を鞄の奥底にポジショニングしているんですよ。

でも先ほど述べた通り、
カフェでお財布を取り出して、
その後、ポンと鞄に戻してしまったので、
鞄の奥に仕舞い込んでおくことを怠ってしまったわけです。

なので、盗人からすれば、
さっと私の鞄を開けたら、お財布がコンニチハしていたので、
こんなにラッキーなことはない!
…という感じだったのではないでしょうか。

失態から学ぶ対策。

本当に我ながら、教科書のような盗まれ方をしたなぁと思います。

これらの私の失態から、
今後同じことを繰り返さないための対策は、
①電車が混んでいたら、少しでも空いているスペースへ移動
②鞄は常に体の前に!手を添える
③鞄は、簡単に開けられないように!
④お財布などの貴重品は、鞄の底など、盗られにくい場所に。

基本的すぎて、泣ける。

皮肉なのは、
私、普段は全くCentral Lineなんて使わないんです。
しかも、このKate Spadeのお鞄も、最近使っていなくて、
何となく久々に”本日のお供”に選んでいたという…。

たまたまCentral Lineに乗っていて、
たまたま盗みをするような悪い奴の隣に立ってしまって、
たまたま私の鞄が開けやすい状態で、
たまたまお財布も盗られやすいポジションだった。

たまたまだったかもしれないけれど、
私が普段通り気をつけていれば、防げたことなんですよね。

起きてしまったことはもう取り返しがつきませんが、
とにかく、今後同じことを繰り返さないよう努めるしかないですね。

クレジットカードは再発行できますが、
素敵なお財布と、
お財布に入っていた現金50米ドル(なんでドル)は、
残念ながら戻ってきません。涙

とにかく、この苦い経験が、
皆様への注意喚起になれれば、
少しでも浄化できるかと思います。

兎にも角にも、
油断大敵!!

それでは。

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