ヨルダン🇯🇴旅行記３日目①いざペトラ遺跡へ。

こんにちは。
日常のnoteと並行して、ヨルダン旅行記を書き進めたいと思います。
2023年5月の旅行なので、すっごく昔に感じる…。

↓これまでのヨルダン旅行記はこちらからどうぞ。

これからペトラやワディラムと、ようやくハイライトを迎えます。

また、Podcast更新しました。
今回は初の試みで、英語でお届けしています。
”ながら作業”のお供によかったら是非…！

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アンマンからペトラへ。

さて。この日は早起き。
首都アンマンから、ヨルダンの一番のハイライトの一つとも言える、ペトラ遺跡へ向かうのである。

アンマンからペトラ遺跡へ向かう観光客なんて、ごまんといると思うのだが、
主な移動手段がなんとたった一つしかないのだ。
それが、JETTバスというバス会社が運行しているバスである。

しかも、出発時間が朝の6時30分のみ。

なかなかハードである。

しかも、予約ができるのが、その対象日の2日前からなのだ。
かなり直前にならないと予約ができない。

Official Website for JETT Company

↑予約の仕方は、こちらのオフィシャルサイトにて。
（ヨルダンに来る観光客のほぼ100％が訪れるウェブサイトな気がする。）
ウェブサイトは英語で対応しているし、予約の仕方も簡単なので、予約自体は難しくないはず。
とにかく予約可能日になったら売り切れる前に予約する！それさえ忘れなければ…！

アンマン市内には、２か所JETTバスの乗り場があり、我々はホテルから徒歩で行ける『7th Circle』を選択。
※乗り場が２か所あるからといって、バスが２台あるわけではなく、１台が２つの乗り場を巡回する感じ。

JETT 7th Circle Office · Unnamed Road, Amman, Jordan

↑こちらのGoogle Mapの場所にあるので、7th Circleから乗る人はここを目指せば大丈夫。
Google Mapに写真を投稿してくれている人がいるが、『JETT』と書かれたオフィスの入り口のような写真がある。そこがオフィスで、待合室のようにベンチもある為、そこでバスが来るまで待てます。

オフィスの窓口で、当日のチケットをその場で買っていた人もいたけれど、あまりお勧めできる方法とは言えない…。一日一本しかない便なので、やはり事前にオンラインで購入した方が安心である。

バスの中は可もなく、不可もなく…。
途中お土産屋さんでトイレ休憩がある。
昨日タクシーの運ちゃんが分けてくれたナッツが美味しかったので、ナッツの詰め合わせを買おうとしたのだが、あまりにもお土産屋料金で高過ぎたため、断念。

再びバスが発車した後、気がついたらそのまま撃沈。やはり朝早かったからだろう。

ふと、目が覚めるとどうやらバスの外が騒がしい。

バスが徐行し、停車したため、ペトラに着いたようだ。

バスを降りると、騒がしい原因が分かった。
たくさんの客引がバスの乗客を待っていたのである。
主にタクシーの客引きのようだったが、我々はペトラ遺跡に直行するため、客引きを掻き分けて遺跡の入り口へと向かう。

バスはペトラ遺跡の入り口のすぐ近くに停まるので、
まっすぐ進んでいけば5分足らずで入り口（ビジターセンター）へ到着する。
その途中、Petra Museum（ペトラ考古博物館）の横を通過する。このペトラ考古博物館、なんと日本のJICAの協力のもと建設されたそう。確かに外観からして大変立派である。今回我々は行き損ねてしまったのだが、今後ペトラに行く予定のある方は是非立ち寄ってみて頂きたい。

ビジターセンターにチケットカウンターがあるので、窓口でチケットを購入する。我々は一日券を購入。クレジットカードでも支払いが可能だが、手数料の上乗せが尋常じゃなく高いので、現金を用意することをお勧めする。

因みに、ペトラ遺跡は『世界で最も入場料が高い世界遺産』と言われている。
入場料は一人50JD（一日券）。
今のレートだと、余裕で１万円超えなのである。
某ネズミのテーマパークよりも高いのだ。（まぁそこもいずれは１万円超えそうだけど…。）
我々がこの日に宿泊した宿が、1泊25JD(１部屋当たり。つまり2人合計。)なので、更にペトラ遺跡の入場料の高さが強調されるかと思われる。
さあ、いざゆかん。

いざ、ペトラ遺跡に入場！

さて、入場ゲートを通り、いよいよペトラ遺跡の広大な地へ足を踏み入れる。

まず、最初に目指すはエル・ハズネ(The Treasury)。
ペトラを聞いた時、いや、もはやヨルダンと聞いた時に、まず人々が真っ先に想像するであろうスポットである。

『インディー・ジョーンズ 最後の聖戦』のロケ地としても有名なエル・ハズネ。
まずここに辿り着くまでが意外と長かった。

因みに、ペトラ遺跡＝エル・ハズネだけ、を想像される方が多いかもしれないが（私もそうだった）、
実はペトラ遺跡はとっても広いのである。

ペトラ遺跡の入り口であるシーク。

『シーク』と呼ばれる、巨大な岩に挟まれた一本道を進んでいく。
なんだか神秘な世界に足を踏み入れているようで、ワクワクした。

…が、ぶっちゃけこのシークが長い。←

「ワクワク！ワクワク！ワクワ…てか長くない？w」

早速失礼な感想で、大変罰当たりだと思うのだが、正直にいきたいと思う。
団体のツアー客は、このシークの道をゴルフのカートのような乗り物で移動するオプションが付いているのか、颯爽と駆け抜けて行っていた。
我々のような個人客も、お金を払えば乗れるみたいなのだが、「高ッ！」と思い、乗る選択肢は速攻消えたと記憶している。

シークを歩いていくと、多くの人が立ち止まり、写真を撮っている後ろ姿が見えてきた。
いよいよ、エル・ハズネが見えてきたのである。

エル・ハズネとご対面。

シークの隙間から見えたエル・ハズネ。

シークの隙間から、あのエル・ハズネが見えてきた時は、思わず鳥肌が立った。
隙間からでも、エル・ハズネの美しさが際立っていたのである。

遂にたどり着いたエル・ハズネ。
ラクダちゃんと一緒に。

序盤にして、いきなりハイライトを迎える。
高さ約40mのエル・ハズネは、実際に目の前で見るとその迫力に圧倒された。
紀元前1世紀頃に建てられたらしいが、2000年以上前に建てられたとは思えないくらい、美しいのである。
…うん、本当に『美しい』という言葉がピッタリ。

エル・ハズネはアラビア語で『宝物殿』という意味らしい。
宝が隠されていた…と信じられていたそうだが、
実際何も宝らしきものは見つかっていないそうで、結局この遺跡の用途は現在でもまだはっきりと解明できていないらしい。

エル・ハズネの入り口。
中に入ることはできない。

エル・ハズネの中に入ることは残念ながらできないのだが、
入り口に近づくことはできる。
↑の写真を見て頂くと分かるように、中は真っ暗でよく見えなかった。
…が、それが「一歩足を踏み入れたら、異世界へ連れて行かれる…！」のようなワクワクというか、ゾクゾク感を味わえる。

エル・ハズネの前は、写真を撮る観光客と、ラクダたちと、そのラクダに観光客を乗せたい地元民でごった返している。
…が、意外と、この入り口の目の前は全然混み合っていなかった。
（ペトラ遺跡自体が広大なので、写真を撮ったら「じゃあ次！」と急ぐ人が殆どなのかも？）
なので、実際に足を運ばないとできないので、是非入り口の目の前まで近づいて欲しい。

ラクダの座り方。
この関節は面白い発見だった。

疲れたのか、首をまっすぐにするラクダ。

さて。早速メインのエル・ハズネを見たとはいえ、
広大なペトラ遺跡の探検は始まったばかり。

続きはまた別の記事にて、書かせて頂きます。

それでは。