見出し画像

GBNセミナー Antonio Lang

今日はGBNセミナー2021の4回目。

アントニオ ラングコーチののセミナーでした。

昨年もトニーの話を聞いていてとても面白かったので、今日も楽しみにしていました。

ここにアウトプットすることで、今回学んだこと、感じたことを整理していきたいと思います。

①アントニオ ラングコーチの人間性

前回から思っていたのですが、話を聞いていて本当に面白いし、出し惜しみなく情報を公開してくれる。
もちろん出せないものは出していないとは思うけど、僕のようなにわかファンからすればNBAの練習風景、もっと言えば練習している体育館が見れているだけで幸せな気分になります。
東頭コーチが言っておられるLearn from the bestではないですが、バスケの最高峰の練習風景が見れることは本当にテンションが上がります。
そしてその練習の解説を現役のNBAコーチから聞くことができ、自分が練習を指示する時にはどのようにしていくかなぁと考えながら参加することができました。
日本のためにと思っておられることが伝わってきます。
前回と今回ラングコーチのお話を聞いているだけですが、すごく好きになりました!(単純です!笑)

②自分のコーチングの考えとの共通点

偉そうに言いますが、正直な気持ちです。
現在はバスケットコーチの現場からは少し離れていますが、コーチングに関して自分が学んできたこと、考えていることと多くは共通していました。
「(スペーシングなどの)コンセプトを教えていく」
「シンプルに噛み砕いて教えていく」
「どのレベルの選手でも基礎をスキップできない」
と行った言葉が特にそうです。
中でも「どのレベルの選手でも基礎をスキップできない」という言葉は、自分自身の実戦からすごく実感します。
しかし過去のコーチングの中で、それをどこまで実践できたかというと、自信はあまりありません。
反対に、そう言った部分に注視していたときの方がいい成績が残せていたように感じます。
まずはファンダメンタル。
それを実践させる自分の我慢強さと遂行させる力。
この辺りを今のうちからつけていこうと思います。

③今回学んだこと

「選手に役割は必要」
「個々の特徴に合った練習をさせることが大切」
「選手の成長にはコーチの力は不可欠」
最後の「選手の成長にはコーチの力は不可欠」と言う言葉。
先日読んだ井手口コーチの本では、河村選手(東海大学)を例に出して、
「河村は僕が見ていなくても河村になっていたと思います。でも第一に来たから今の河村があるとも言えると思います」
と行った言葉がありました。(原文とは全然違いますが・・・。)
要するに、上手くなる選手はどこに行っても勝手にうまくなると言うことです。
自分が育てたわけではないと。
でも自分だったからこそ今の河村選手があることも事実で、決して奢らないという姿勢の表れた言葉であると思います。
この2つを照らし合わせて、どちらも頷けます。
自分にできることは、「この人のところでバスケしたい」と思わせられるコーチになることです。
それは指導力、コーチ力だけでなく人間性も大切になってくると思います。
そんな指導者になるためにも、色んなコーチに出会って、色んなお話を聞きたいと思いました。
全国各地のコーチ、チームのところに行きたいなと思いました。

まとめ

特に最後に仰っていたことを今後の糧にしていきたいと思います。
「どんどん学んで教える。限界なんてないのだから、学んで教えることを通して自分の可能性を広げてほしい。チャレンジしてほしい。」
そんな言葉だったと思います。
チャレンジというのは以前から好きな言葉でしたが、「自分の可能性を広げる」という言葉もすごく感銘を受けました。
コーチとして未熟な状態では選手に失礼だと最近は気持ちが小さくなっていましたが、コーチとしては学んでコーチングすることが一番成長につながるんだなぁと思いました。
この気づきが今日一番でした。

最後に、この場を設定してくださった東頭コーチ、通訳してくださった綾部さん(綾部さんの情報を今後追いかけたいと思いました)、セミナー講師をしてくださったラングコーチ、たくさんの学びをありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?