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2021年春シーズンを終えて

こんにちは、この記事を開いていただきありがとうございます。シーズン中は全くnoteを更新できていませんでしたが、春シーズンも終わり少し時間ができたので夏はなるべく更新頻度を上げていけたらと思います。


アメリカ大学スポーツは大きく分けて秋、冬、春のシーズン制なので春のシーズンが終わると少し落ち着きスタッフであるアスレティックトレーナーの私たちも少し休暇を取ったり次のシーズンに向けた準備をしています。


今年はコロナと付き合いながらのシーズンでしたのでいつも以上にシーズンが終わってほっとしています。シーズン中のことについてはまた詳しく紹介をしたいなと考えてます。チームに対しての感染予防だったりNCAAやカンファレンス特有のルールなど、おそらくコロナ禍ならではの大学スポーツ、我々ATの仕事が多くあったので記録を残しておきたいです。


私の担当する野球チームでは大きな感染やクラスターによる影響はあまりなく、シーズンを完遂することができたので大きな責務の一つを果たせたと思います。

特に昨シーズンは途中で試合が全て中止になり、多くの選手は戻ってこれたものの最上級生の中には進路や経済的な面から今シーズン戻って来れなかった選手もいました。

彼らのことを考えると今でも非常に残念なのですがせめて今シーズンは最上級生をシーズン終了をもって送り出すことができ報われる思いがありました。


コロナ禍関係なく大学スポーツは4−5年で選手が入れ替わっていく特殊な環境なので特に毎年の最上級生には特別な思いがあります。

今年も怪我などで思った活躍ができない選手もいました。大半の選手はプロに進まず競技人生を終えるのがほとんどなので悔いなく競技を追われる環境を整えるのが大学スポーツで働くATとして重要な責任なのではないかと個人的には考えています。


コロナの対応で仕事量も増えたのでシーズン中はストレスの多い日々でしたが楽しい面ももちろんあります。


アリゾナ への遠征、カンフェレンスの地区優勝と優勝決定トーナメントへの進出などスポーツチームで働くならではの喜びも多かったです。何より愛する野球というスポーツで朝から晩まで働くことは心の底からやりがいを感じています、英語でいうところの”Living the dream" というのがぴったりの生活でした。

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写真はアリゾナ 遠征の時にチームで観戦したMLBの試合

アスレティックトレーナーという医療者として働く以上、プロとしての倫理や矜持というのは大切なのですが長時間労働や土日の遠征など過酷な環境を乗り越えるのは根底にあるスポーツへの愛や楽しみというのも重要なポイントの一つなのではないかと思います。


とはいえ、シーズンを終えて流石に心身ともに疲れているので久しぶりの休みの週末は家で愛猫と共にゆっくりと過ごしました。少し充電をして、また次の秋シーズンに備えたいと思います。


今回は最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。


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