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仕事で「助けて」と言える人でありたい

最近、物流IT会社にプロダクトマネージャーとして転職したHaruoです。
自分はいま、30代なんですが、この転職した会社ではまわりは20代後半が多いです。
最初は驚きました。
いままで、自分が最年少として働くことが多く、逆に自分が社内で上の世代として仕事をする経験があまりなかったためです。

彼らはほんとに優秀で頭もよく、仕事もできる人たちです。
ただ、自分の根っこには「自分は年上だもんな」という気持ちがありました(正直、いまでもありますが)
そのせいもあってか、「自分はできる」というところを見せようとしていたのか、年下のメンバーに「助けて」とあまり相談ができていなかったように感じます。

そういうこともあり、重要なタスクで早く進めないといけないのに
「自分でやりますね」と言ってから1週間あまり進捗がない状態を作ってしまいました。

今日、ようやくまわりの人に困っているということを相談できて、助けてほしいと言えたので、まわりの協力もあり、進めることができました。

ただ、なぜそういう相談が早くできなかったか振り返ると
自分が抱えていた状態を客観視できていなかったことが原因かな?と思いました。

年下のメンバーに相談するときに、変に感情的に「自分はできる」というのを見せてしまいそうになるときがあります。
そんな自分を冷静に捉えつつも、下記のような形で内容を記載して相談を投げました。

  • 事実

    • 〇〇(私の名前)はAというタスクを抱えている

  • 課題

    • 〇〇(私の名前)だと、XXXの業務がわかっていないため、△△の判断ができず、進まず困っている

  • 解決案1: XXXXX(自分でやり遂げる)

  • 解決案2: XXXXX(他人に依頼する)

この形式で相談できたおかげで、打ち合わせ中に解決案3が出てきてその解決案3で実行することになりました。
これで、自分が抱えていたタスクはどっと進むことができました。

上記のフォーマットで自分はいつもProduct Backlogや仕事の課題は整理しているのに、いざ自分ことになると上記のように整理ができていませんでした。
なので、自分でやり遂げるという解決案しか頭に出ず、結果的にタスクがぜんぜん進まない状況を生み出してしまいました。

今日の学びとしては、自分もそうだと思いますが
人は年齢を重ねるほどに人に助けてを言いづらくなってくると思います。
しかし、ただ助けてと言えば解決するかというと、そうではないと思います。
なぜなら、他人にぜんぶ頼る形になり、それならその方にやってもらったほうが早いし、自分が関わる価値がないからです。

なので、われわれの要求定義や要件定義と同じように
自分を一度 客観的に捉えて、自分が抱えている課題を言語化して
その解決案を一緒に相談するという形なら年齢や役職など関係なく相談できるなと今日、学びました。
仕事の課題を解決するだけじゃなく、自分を客観視して 自分が抱えている課題もまわりを巻き込んで解決していくのが大事だなと学びました。



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