問題児☆5
ー自分勝手な要約ー
先祖代々、猛将の血を受け継いだ三木谷浩史。
両親は神戸大学の先輩・後輩。
兄は東大農学部、姉は徳島大医学部、妻は上智大学外国語学部。
当時としては珍しく、本人も含め、親戚はほとんどが海外居住経験者。
末っ子ということもあってか、要領が良く、いつも両親からは背中を押してもらいながら、すくすくと楽天的な性格へと育っていった。
中学時代には、すでに大人の遊戯・娯楽を覚え、常習していた。
いつも直前に一極集中という形で、中学・高校受験を切り抜け、大学受験でも同様であった。
結果、一浪の末、一橋大学商学部へ進学。
当時、戦績の振るわなかった一橋大学テニス部。
そんな現状を打破すべく、彼は鬼将軍と化した。
1年間スパルタに自他を研鑽したが、彼の個人戦以外は結果が振るわなかった。けれども、"決めたら、やり切る、やり続ける"というモットーは、この原体験を通して培われたようだ。
そして、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行。
曲者揃いの同期100人の中から真っ先に、社費でハーバード大学院へ留学し、阪神・淡路大震災を機に人生の有限さを痛感。
常に、自分の人生のブレインであった父に相談の後、退行。
コンサル企業クリムゾングループ設立。
そこで得た6000万円を元手に楽天を設立。
そして今に至る。
「既得権益をぶっ壊す」
これが三木谷浩史のモットーなのではないかと読んでいて思いました。
そのため、楽天を通じて日本の教育業界を変えようとしているようです。
「出過ぎた杭は打たれない。出る杭が多くなるとどれを叩けばいいか分からなくなる」
"三木谷浩史"この男に着目すれば、日本の未来が見えるかもしれない。
取材ベースで、会話文の引用が多かったため、非常に読みやすい1冊となっていました。
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