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まんがで人生が変わる!自助論 ☆3

ー要約ー
 「天は自ら助くる者を助く」
 つまり自分を助けることが出来るのは自分だけである。
 環境や政治のせいにはしていないだろうか?
 ずばり、それは自分の怠け癖や中途半端な不徹底ぶりを棚に上げて、世の中という架空の存在のせいにしているに過ぎないのです。
 そこで、本書では次の6つの要素が人生を輝かせる値千金であると主張しています。
 ①勤勉さ 
 諦めなければ、失敗は事実上存在しないということです。
 ②注意力
 目標にとことん当事者意識を持って、普段のひらめきやチャンスを逃さない力。
 ③正確さ④手際の良さ⑤迅速さ⑥時間厳守
 量が質を生み、自分と関わる人全員の時間泥棒にならないよう気をつけましょう。

 名著「自助論」の大事なところだけを、エスプレッソのように凝縮した一冊となっており、構成はシンプルで読み易かったです。

 ただ、まず初めに自分とは少し違うなと思ったところから書きます。
 
 自助論には、何を成すにも特に大事なのが、決意であると書かれているのですが、これは違うのではないか?というハナシです。

 仮に決意を新たにしたとしても、次の日になれば、99%の人は忘れたり、甘えが生じてしまうものです。
 
 ここで、それに代替する考え方というのが、大前研一氏の有名な俗説。

 時間配分を変える。住む場所を変える。そして、付き合う人を変える。

https://president.jp/articles/-/17083


 説明が長くなるため、省いて言うと、

 人ってそんなに強くないんだよ

 という一言に尽きると思います。

 次は最も心に残った言葉を紹介します。

 "眠るライオンよりも吠える犬"

 中学校不登校で、実家が貧乏ということもあり、地元の定時制高校を卒業して早半年が経とうとしており、これまでに友人と呼べる間柄の人間が一人とできたことのない現在、自宅浪人中(実質ニート)の自分ほどこの言葉が切に感じる人も珍しいのではないかと思い、心の琴線を動かされました。
 この言葉より

 内向きであることは宝の持ち腐れ

 ということを今日は学ばせてもらいました。

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