マガジンのカバー画像

センセイを捨ててみる。

92
行き詰まる学校教育を変えるための、最適解。 それは、現場にいるセンセイが、センセイを捨てること。 今こそ、アンラーンする時です。 気軽に、ちょっとしたことから始めましょうか。
運営しているクリエイター

#先生

著書紹介 #私について

こんにちは。「発信するセンセイ」です。 新潟県で教員をしています。 2022年12月に最初の本を書きました。 この本について、富山県で教員をなさっている能澤さんという方がレビューを書いてくださり、FBに投稿してくれました。 私の考えを知ってもらう契機になれば嬉しく思います。 ぜひお読みください。 能澤先生 ここまでが能澤先生によるレビューです。 以降は、上記レビューへの質問からどんどん広がっていったお話しです。 よかったらご覧ください。 K先生 わたし K先生

仕事は、人生そのものじゃない。 #センセイを捨ててみる。

教師になって32年。 私の人生は、この仕事を中心に回ってきました。 数年おきに県内を移動する人生。 アパート暮らしは、19歳から44歳まで続きました。 この間、引っ越した回数は9回。 そういうもんだ、と思っていました。 普段は住居と職場を往復する毎日。 夜8時前にスーパーに寄って、値引きした総菜を買って夕食。 そんな生活は25歳から39歳まで続きました。 土日は部活。祝日は大会引率。 テスト期間で部活がオフの時も学校へ。 私以外にも、必ず数人が休日出勤して採点をして

「20年限界説」と「45歳定年説」 #センセイを捨ててみる。

大卒後、すぐに教師になった場合、40年前後、教師であり続けることになります。 ひとつの仕事に40年従事する。 長いですね。いわば「職人の世界」です。 この「職人性」が、いい方向にもよくない方向にも作用します。 デメリットの方が大きいと言うつもりはありませんが、「よほど締めてかからないと、職人性にやられてしまうよね」、とは思います。 その意味で、《20年限界説》は、納得感があります。 以前、サントリーホールディングスの新浪剛史氏が言った「45歳定年説」は、考え方とし

仕事選びには、絶対に譲れない条件がある #センセイを捨ててみる。

教師の働き方については、いろいろと言われてきました。 もちろん待遇改善も大切ですが、行きつくところは「ここ」にあると思います。 「コンテンツ販売」も「教職」も、受講生の成長を促すことがベースにあります。 私たち教師は、生徒の成長が見たくてこの仕事に取り組んでいる。 そのために、多様なスキルの習得や人格的向上を目指しています。 私自身、教師になったおかげで大きく道を踏み外すことなくやってこれたという実感があります。 無力であっても、彼らの前に立つ時は堂々としていたい。

自分と子どもたちと学校教育を明日から変えたいと願う先生へ #センセイを捨ててみる。

  上記の数字は、ことあるごとに散見されるデータですが、目にするたびに「日本の学校教育のどこがうまくいっていないんだろう・・・?」と感じてしまいます。 一人の教師として、ずっとその答えを探してきましたが、この本を読んでリアリティのある答えにやっと巡り会うことができました。 能澤英樹さんの 『先生2.0 日本型「新』学校教育をつくる』 感想をひと言で表現すれば、 「現場で頑張っている教員に、自らが置かれている状況を早く知らせたい」ということ。 自分が誰のために、何をや

これからの教師

学校のセンセイは、 生徒と、プロフェッショナル(社会)をつなぐ、コーディネーターになる。 ただし、これも過渡期。 学校のセンセイの最終形は、 伴走者。 エスコート・ランナーになれ。 わたしについて 現役高校教師 オン&オフラインセミナー講師 協会サイト https://sensei.click/ ポッドキャスト(Spotify) https://open.spotify.com/show/2pCy8yUiGRk3jKoVJo72VF FBコミュニティ ht