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#10.文章力を上げる方法 ~わかりやすい文章の10大原則 part.1~

1:一文を短く
2:結論を最初に
3:主語と述語を近づける
4:曖昧な表現をしない
5:受け身表現をしない
6:句読点をわかりやすい位置に
7:接続詞を少なく
8:ひらがなを多く
9:カタカナを効果的に
10:くどい文末にしない

https://creive.me/archives/5680/

さてどうですか。
どれくらい当てはまっていたでしょうか。

個人的な解釈になりますが、それぞれ詳しく説明していきます。今回は1〜5を説明しますので、6〜10は次の記事へ!

1:一文を短く

当店の人気うどんといえば「肉うどん」ですが、元々は店員たちが「賄い」で食べていたもので、醤油、砂糖、酒、生姜で甘辛く煮込んだ牛バラ肉をうどんにかけて食べたのが始まりです。

当店の人気うどんといえば「肉うどん」。元々は店員たちが「賄い」で食べていたものです。醤油、砂糖、酒、生姜で甘辛く煮込んだ牛バラ肉をうどんにかけて食べたのが始まりです。

どちらが読みやすいでしょうか。後者の文章の方が読みやすいのではないでしょうか。
一文が長い文章(前者)は、読み手の思考に切れ間を与えず、結局何が言いたいのかわかりません。後者のように一文を短くすることで、その文章での言いたいことが明確化され、読者にも伝わりやすくなります。
慣れないうちは文章を一通り書いた後、句点(。)を入れられるところが無いかを考えてみてください。


2:結論を最初に
前回の記事でプレップ法を紹介しましたが、結論を最初に書くことで主張がより明確になります。また結論を最初に書こうと意識すると、自然とムダのない文章が書けるようになります。
そして「1:一文を短く」と合わせて結論を最初に、かつ一文で書くことで、主張の明確化を最大限にしてインパクトを持たせることもできます。


3:主語と述語を近づける

僕は今日学校で、3時間目の体育の時間に運動場でクラスのみんなでサッカーをしました。

僕は今日学校でサッカーをしました。3時間目の体育の時間に運動場でやりました。クラスのみんなで対戦しました。

こちらも後者の方が読みやすいのではないでしょうか。
論旨を支えるのは主語と述語です。この2つを近づけることで、誰が何をしたのかがわかりやすくなり、論旨が具体化されます。
主語と述語以外は冒頭にまとめたり、別の文に書くことでわかりやすさがUPします。


4:曖昧な表現をしない
曖昧な表現としてよく使ってしまうのが「など」「思います」です。
これらは僕も日頃使ってしまうことが多いですが、曖昧な表現が多い文章は、歯切れの良さやリズムが感じにくくなります。また説得力も弱くなってしまいます。
「など」や「思います」を含めた曖昧な表現を使うこと自体は悪くありません。しかし書きたい文章にとって本当に必要な表現であるかを考える必要はあります。


5:受け身表現をしない
受け身表現とは「〜れる」「〜られる」「〜される」という言葉を用いる、いわゆる受動態という表現です。これらの受け身表現は主語の無い文章になりやすく、説得力に欠けてしまいます。

このハンバーグはこの世で1番美味しいと思われている。

このハンバーグはこの世で1番美味しいと思う。

これはどちらもハンバーグが美味しいということを伝えたい文章です。
しかし前者は受け身表現を使っているため、誰が思っているのかという主語がなく説得力に欠けています。一方で後者は、同じように主語の明示が無くても筆者がそう思っていることが伝わってきます。

このように受動態を能動態に変えることで、論旨がはっきりと相手に伝わりやすくなります。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次回は6〜10を説明していきます。

参考記事
https://creive.me/archives/5680/

https://ryoanna.hatenablog.com/entry/20100824/1282660678

https://webtan.impress.co.jp/e/2017/08/18/26274

https://kakikata.dkrht.com/yomiyasu/yomiyasu00500.html

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