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#14.正確な文章を書くためのコツ。

  • 雪だるまの写真

  • にっこりと笑った雪だるまの写真

  • たくさん積もった真っ白な雪の中で、にっこりと微笑んでいる雪だるまの写真

どれも正しい文章ですよね。ですがどれが正確な文章なのでしょうか。
これはどれも正確な文章であるというのが答えです。ただその正確さの度合いが違います。より正確な文章であれば、伝えたい出来事や事象を、差異なく相手に伝えることができます。


ではどのように正確な文章を書けば良いのでしょうか。

大切なのは基礎です。いわゆる5W1Hです。
「When:いつ」「Where:どこで」「Who:だれが」「What:何を」「Why:なぜ」「How:どのように」といった英単語の頭文字を取ったもので、伝えたい内容をこの要素に沿って構成すると、情報が整理され、正確な文章を書くことができます。

雪だるまの写真
これは「What:何を(雪だるま)」の要素のみで書かれた文です。

にっこりと笑った雪だるまの写真
これは「How:どのように(にっこりと笑った)」「What:何を(雪だるま)」の要素で書かれた文です。

たくさん積もった真っ白な雪の中で、にっこりと微笑んでいる雪だるまの写真
これは「Where:どこで(たくさん積もった真っ白な雪の中)」「How:どのように(にっこりと微笑んでいる)」「What:何を(雪だるま)」の要素で書かれた文です。

多くの要素を使った文の方が、より詳しく書くことができます。正確な文章を書く際にはこれらの要素を使っているのかを確認しながら書いてみてください。正確でない文章は、少ない要素で書いてあることがほとんどです。今一度、5W1Hという基礎に戻ってみましょう。


また曖昧な表現を避けることも大切です。

父の写真

これは「父が写っている写真」なのか「父が持っている写真」なのかがわかりません。どちらにも捉えることができます。曖昧な表現を避けて、適切な表現をすることで正確な文章を書くことができます。
しかしこれもいわば5W1Hです。「父の写真」では要素が少ないですが、「父が写っている写真」「父が持っている写真」では要素が増えています。5W1Hの要素を増やすことで自然と曖昧な表現でなくなるのです。


つまり大切なのは5W1Hということです。笑
何事も基礎が大切ですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考記事
https://creive.me/archives/5680/

http://www.mew.org/~kazu/doc/japanese.html

https://www.kaonavi.jp/dictionary/5w1h/

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