薫風

かろやかに。日々のこと記録。学び 、コーチング、子育て、得意なことはなんでもピアノ伴奏…

薫風

かろやかに。日々のこと記録。学び 、コーチング、子育て、得意なことはなんでもピアノ伴奏をつけること

最近の記事

9階に住む幸運と非日常

最近ひそかに続けていることがある。 マンションの階段のぼり運動。地味だけれどこれがなかなかいいのである。 いろんな意味でちょうどよい。 そもそも私が住んでいるのは9階。 普段、家族といるときや荷物の多い時、急いでいる時はもちろんエレベーターを使うのだけれど、一人で帰宅するときにあえて、階段を使ってみる。 案の定、ほとんど運動してない自分にとっては、かなりしんどい。 4階くらいまではまだスムーズに上れるのだけど、5階から徐々に息があがり、6階、7階となるとうっすら汗をかい

    • ムラのあるの日々のほうが、おいしい

      グゥオーーンー 薄暗い部屋に、堂々たる音が鳴り響く。 耳慣れない、新しいコーヒーメーカーの豆を挽く音。 今まで使っていたコーヒーメーカーが壊れてしまったので、最近、新しいものに買い替えたばかりなのだ。 今度のは、豆を入れてスイッチポンでコーヒーができるという、いわゆる全自動タイプのコーヒーメーカー。 忙しい朝、なるべく手間をかけずに淹れたてのコーヒーが飲めるのは、本当にありがたい。 そして、うん、たしかに美味しい。 これについては予想通り。 というのも、実物で確認済だ

      • 自分という個性を信じる

        半年ほど前に受けたコーチングの講座。 そこでの学びはなかなか強烈で、その時は大きく影響を受けたけれど、日常を過ごす中で、ついついその思考から遠ざかっているこの頃でしたが。 先日、同じ講座で学んだ仲間との食事会に参加してきました。 結果、なんともよい学びのリマインドになりました。 というか、 彼らとの会話自体が、私にとってのコーチングになったのです。 安心安全な場で思うままつらつら話すことで、思いもよらない気づきがあった。彼らはまったく意図していなかったと思うけれど。すご

        • ヤマハ音楽教室に通う娘。 ママもあなたと同じように、子供の頃ヤマハに通ってたんだよーというと、「えっ、なんでヤマハの先生はそんなに長生きなの!?」 なんか理解が違うし、説明端折って、「いつの時代にもヤマハの先生はいるものなのよ」と、何か特別な種族かのように言ってしまった。

        9階に住む幸運と非日常

        • ムラのあるの日々のほうが、おいしい

        • 自分という個性を信じる

        • ヤマハ音楽教室に通う娘。 ママもあなたと同じように、子供の頃ヤマハに通ってたんだよーというと、「えっ、なんでヤマハの先生はそんなに長生きなの!?」 なんか理解が違うし、説明端折って、「いつの時代にもヤマハの先生はいるものなのよ」と、何か特別な種族かのように言ってしまった。

          「ポーケットの中にはビスケットがひとつ♪、たたいてみーるとビスケットがふたつ♪♪」 これってさー、たたくとビスケットが割れるから二つになるってことだよねえ?と娘に言われたのだが、そういうことなのか?そんな現実的な話でいいのか?不思議でもなんでもない。 母は戸惑っている。。

          「ポーケットの中にはビスケットがひとつ♪、たたいてみーるとビスケットがふたつ♪♪」 これってさー、たたくとビスケットが割れるから二つになるってことだよねえ?と娘に言われたのだが、そういうことなのか?そんな現実的な話でいいのか?不思議でもなんでもない。 母は戸惑っている。。

          不毛なたたかいに敗れて

          人は、思い上がるし、すぐこける。 「すべからく病苦の時を思うべし」 戒めとして。 ・ ・ ・ ・ まったく大変な一週間だった。 ちょうど一週間前の今日、私は、突然の悪寒に見舞われ、たたかっていた。 力の限り。 悪寒とのたたかいは自分とのたたかいじゃー!とかナントカ、 気合と精神力で乗り切ろうと、一人息巻いていたのだ。 ところがどっこい、蓋をあけてみれば、ばっちりインフルエンザで。 つまり、精神力でどうこうなるはずもなく、無駄に悪寒とたたかっている暇があったら、はや

          不毛なたたかいに敗れて

          おかんとのたたかい

          さむい。 外は当然寒いのだけれど、家にいても、 どれだけ厚着をしても寒い。 あれ? 在宅仕事だったのだけれど、そのうち座っていられなくなって、 ベットで布団をかぶって仕事のメールなど。 わかりやすく悪寒がして、明らかに体調がおかしい。 ひさびさにきやがったな、と思う。風邪のファーストステージだ。 やばげろーとなりつつ、自分を奮い立たせる。 ここでひるまずに戦うことが肝心なのだ! 長期戦に突入するかどうかは、この悪寒を制すか否かにかかっている。 弱気になってはいけない。

          おかんとのたたかい

          心が動いたとき、ついやってしまうこと

          日曜日、家族でプールに行った帰り道。(この寒空の中) 温水プールではしゃいですっかり満足した娘と、私は、車の後部座席で、ぬくぬくうとうと。 もう自宅近くになり、今日も(たいしてお金もかけずに運動できたし)平和な休日であった、などと思いながら。 湾岸のビル群を抜け、車が大きな橋に差し掛かると、急に視界が開けて、うわっと、美しい夕焼けが広がった。 向こう側には、都心のビル群がオレンジ色に映えて、レインボーブリッジのシルエットが美しい。東京の絵葉書にでてきそうな構図。 なんと

          心が動いたとき、ついやってしまうこと

          教壇での経験が教えてくれたこと

          今日は何人集まってるかな? 担当教室のドアをくぐる。 教育の仕事に携わるうち、会社にすすめられるままに、自分でも資格の勉強をはじめた。 長いことかかってようやく合格したところ、会社から、じゃあ君、さっそくその試験の講師をしてみなさい、ときた。 できるだろうか?と思う気持ち半分、こんなチャレンジなかなかないぞと思った。 それまでの私は、人前で話す仕事をしたこともなく、先生をやったこともない。しゃべることも苦手。たまたまなんとか試験に受かっただけという身で。 そんな私が

          教壇での経験が教えてくれたこと

          マシンからおりて、軽やかに自分を歩き出す2024年にしたい

          年始から、大変なことが起こっていてる中ではありますが。 今年、私は、ざわざわしてない。あくまで、対私比の話です。 例年、年末年始は、ざわざわしてすごく焦る気持ちがありました。 あっという間に時が駆け抜けていくことに対する焦り。 あれも終わってない、これもやりかった、今年も結果が出せなかった、えっと、今年何か達成したことあったっけ?またそんなこと言いながら新しい年を重ねるよ? 一年間、必死に走って生きてきたけど、ふと振り返って、自分の足元を見てみると、ぐるりまた、最初と同

          マシンからおりて、軽やかに自分を歩き出す2024年にしたい

          クリスマスの表情は予想外の成長 

          どうしても今年のクリスマスのことを書いておきたくて。 ・ ・ ・ ・ 毎年、育児をされてる方のSNSで、今年のクリスマスはどんなだったという記事をみるのが楽しみだった。 子供だけじゃなく、親にとってもクリスマスは一大イベント。子供がサンタクロースを信じるか信じないかは、親の手腕にもかかってくる。プレゼントを届けるというミッションを遂行するための悲喜こもごもや、いろんな家庭のクリスマスの朝の光景を想像しながら、ほっこりした気持ちになる。 うちも、娘が、サンタさんの概念がおお

          クリスマスの表情は予想外の成長 

          朝、自分の部屋で集中して仕事してたら、起き出してきた娘が「ママ、おしごとのところごめん」と申し訳なさそうに声をかけてきた。 いわゆるお取り込み中すみませんってこと? 4歳にそんなこと言われてかーちゃんたまげたよ。 子供が急に大人になるのびっくりするからやめてくれ笑

          朝、自分の部屋で集中して仕事してたら、起き出してきた娘が「ママ、おしごとのところごめん」と申し訳なさそうに声をかけてきた。 いわゆるお取り込み中すみませんってこと? 4歳にそんなこと言われてかーちゃんたまげたよ。 子供が急に大人になるのびっくりするからやめてくれ笑

          有言実行ケーキを食べた日のこと

          おめでとう、本当にやりやがった! 長く会っていなかった友人から、難関試験合格の知らせ。 彼が税理士資格を目指していることは聞いていた。 ただ、応援してるよといいながらも、 まっすぐに夢を語る彼の話を聞きながら、 まったく違うバックグラウンドからの、三十代半ばを過ぎてからのスタート、 家族や、家業や、別のたくさんの仕事を抱えながらの挑戦、 そんな状況も聞いていたので、 合格してほしい、でも現実は厳しそうだなあ、と心の中で思っていたのも事実。 本当にいらん老婆心だった。

          有言実行ケーキを食べた日のこと

          ふえるメガネ。-メガネさんが身を挺して教えてくれたこと

          「ちょっとー!! 誰!私のメガネ壊したのはー!」 お風呂からあがった私の目に飛び込んできたのは、洗濯機の上にちんまりと陳列されたメガネ。 つい先ほどまで、お風呂に入る前の私がかけていたメガネ。だけど、明らかに様子が違う。 メガネのつるの部分が、根本からぼっきり折れていて、一目で修復不能な状態だとわかる。 「こいつがやったんよー」 一足先にお風呂を出た娘の髪を乾かしていた夫が、自分は悪くないと言わんばかりに、犯人を指さす。まあ、うちは3人家族だから、犯人を特定するまでもな

          ふえるメガネ。-メガネさんが身を挺して教えてくれたこと

          赤ちゃんになった土曜日

          このところ、一日の中で些細でも覚えておきたいと思ったことをピックアップして書いています。忘れたくない感情に名前を付けて。 ・ ・ ・  三連休。いつだって休日のはじまりは、洗濯から。 いかにも所帯じみているけど、それが現実だ。 たまった洗濯物を一通り干し終わると、達成感。 とにかく干しさえすれば、あとは澄んだ空気が仕上げてくれる。 秋の空気は、最高のドライクリーニング。 さらっさらの洗濯物は、きっと秋の匂いがする。 一通り家事を終えて、ふーっと一息。 翌日の運動

          赤ちゃんになった土曜日

          イケメンに針を刺される金曜日

          針をさされるというのは、何かのたとえではなく。 考えられる限り、もっとも現実的で、もっとも健全な「針」=鍼灸である。 なんとなく口コミがよさそうな鍼灸院をみつけ、行ってみたのが先週のこと。 裏通りの、何の変哲もない小さな古いビル。 間口の狭い急な階段を上ると、昔風の鉄製のドアがあって、 小さく筆記体で、看板が掲げられていた。 扉の前から、ちょっと違う空気を感じていたんだけど、 中に入ってみると、懐かしいような、同時に、少し色気を含んだようなお香の匂い。 そして、出て

          イケメンに針を刺される金曜日