見出し画像

コリビングと「寂しさ」の関係。

五島列島 福江島に住み始めて、もうすぐ1ヶ月。4月は、五島にあるコリビング施設に住みながら、勤務しています。どんな施設なのかについては、下の記事からご覧になれます。

どんな仕事をしているのかいうと、主にこの施設に入居している方と一緒に住みながら施設のルールを決めたり、入居者のサポートをしています。(リモートワークで会社のSNSの運営や、オンラインコミュニティイベントの企画もしています。)

私自身、他者との共同生活を通して、自分自身の暮らしに変化が起きています。今回は、そんな変化を少しだけご紹介します。

家で「暮らし」の時間を確保するようになった。

画像1

コリビングを初めてから、ちゃんと家で「暮らす」ようになりました。

ここに住むまでは、朝6時には家を出て、帰宅するのは22時。

実際、仕事は6時から始まり15時に終わっていたのですが、それ以降はコワーキングスペースに滞在し、営業終了のギリギリまで利用していました。

帰宅してからは、シャワーを浴びて、スマホでSNSをチェックして、寝るだけ。そしてまた、朝には家を出る。

家が、“ただの寝る場所”としてしか、機能していませんでした。

しかし、五島のコリビング施設に住み始めてから、私の生活に変化が起きています。きちんと、「暮らす」時間を持つようになりました。

仕事が終わってからも、他の入居者の方と交流をしたり、一緒にご飯を作ったり、一緒にテレビを見ながら感想を言い合ったり。

画像2

家が寝る場所としてしか機能していなかった以前とは違い、今は家でも充実した時間を過ごすことができています。

それは、寂しさが原因だったのかもしれない。

この記事を書きながら、今思えば、私がギリギリまで家に帰らなかったのは、「寂しさ」を避けていたのかもしれないなぁと思います。

仕事が終わっても、誰かと話をしていたいし、もっとギリギリまで1日を充実させていたい。そんな思いが無意識に、帰宅時間を遅くしていたのかも。

他者との交流を持てる場所と、生活する場所が分れていたので、家での暮らしが最低限(=寝るだけ)になっていたのかも。

しかし、コリビングスペースには、ともに働き・ともに暮らす仲間がいることによって、家に帰る理由、家にいる理由ができるのだと思います。

コリビングには、流動的なコミュニティや会社以外のコミュニティがあります。

とても、オープンな環境です。

コリビングを人生の選択肢に。

職業柄、住んでいる場所=働く場所というのもあるかも知れませんが、仮に私が他の場所に出勤していたとしても、きちんと「暮らし」の時間を確保できているだろうなぁと思います。

帰る場所にコミュニティと1日をまだ充実させられるエッセンスがあるのなら、喜んで帰宅し、おうち時間を楽しむことでしょう。

コリビングが出来るかどうかは、職業や家庭環境などにもよるとは思いますが、「家での暮らしを充実させたい方」「仕事以外のコミュニティを持ちたい方」は、コリビングがおすすめです。

他者とともに働き・暮らすことによって、より刺激的で、深い交流機会を得ることができます。

コロナが落ち着いた後、他者との繋がりがこれまで以上に価値を持ってくるであろう時、より多くの人に「コリビング」という選択肢があることを知っていてもらえたら嬉しいです。

1日でも、1週間でも、10日でも、1ヶ月だけでも、3ヶ月でも、1年だけでもいい。期間は選べます。

多様な人たちと出会える、五島列島のコリビングでみなさんをお待ちしております。

画像3

五島列島以外に、長崎・福岡にもコリビング施設はあるので、きになる方はいつでもご相談ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?