保育士は「子ども理解」のプロフェッショナル
昨日、Xを眺めていたら、
尊敬する澤円さん(@madoka510)がこんなツイートをしていました。
保育士はプロフェッショナルな仕事
というマインドセットを持って日々保育をしているので、
今回はこのことについて考えてみたいと思います。
1.保育士の専門性とはスキルではない
保育士はプロフェッショナルと言いましたが、
何のプロだろう?
このことを掘り下げて考えてみると・・・
すぐに行き詰まってしまいました(汗)
子どもの成長を支援するプロ?
→成長を支援するなんておこがましい
子どもたちはどの子も成長する力を持っているんだし。
成長するきっかけを作ったり、
ちょっと背中を押しているだけだと思うし・・・
子どもと遊ぶプロ?
→子どもと遊ぶだけではないし、
なにより、子どもと遊ぶプロは子どもだと思う。
保育士はこの点は子どもには敵わない。
あとは一般的には
「上手に子どもたちに言うことを聞かせられる」
「大勢の子どもたちを盛り上げられる」
も考えられるかな。
でもこれも違う。
行き詰まったので、生成AI(Microsofot Copilot)に
聞いてみました。
だそうです。
でもどれもスキル(知識、技術、経験)ばかり。
ここに僕は違和感を感じました。
2.保育士は「子どもを理解」のプロフェッショナル
ここで、澤さんのツイートをヒントに考えます。
スキルでなく、意志に基づく行動。
保育士が持つ意志とは・・・
これには自分なりの答えを持っています。
「子ども(の内面)を理解したい」
保育士は、
子どもの発達や成長に関する専門知識、
手遊びなどの技術、
これまで子どもと関わった経験などをフル動員して
目の前にいる子、その気持ちなどの内面を理解しようとし、
そこで気づいたことを活かして、
その子が成長しようとする力を最大限発揮できるようにそっと後押しする
という役割を持っていると思います。
なので、
目の前の子どもを理解したいという気持ち
がとても大切。
この気持ちを一言で言うと、
「子ども理解」
と呼ぶらしいです。
「子ども理解」とは
子どもを理解することではなく
理解しようとすることと本で読んだことがあります。
(誰の書いた本か覚えていないけど・・・)
3.ちなみに、スキルは代替可能
澤さんは別のところでこんなことも言っています。
そうなると、上記の保育士のスキルは代替可能と言うことです。
よく考えてみると、どれもAIやGoogle検索でできそう。
となると、AIが発達したら、だれでも保育士と同じ知識や技術が手に入る。
それを実行するのは誰でもよくなってしまいます。
そうならないようにするためにも、
僕は保育をする上で、
「目の前の子どもを理解しようとする」
というマインドセットを持って行動していきたい。
当たり前と思われるような考えに行き着きましたが、
自分の中で腹落ちました。
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