見出し画像

鮎のコンフィ 胡瓜と山椒のソース(2019年8月のレシピ)

鮎の季節がやってきました。
昨年のレッスンで好評だった、鮎のレシピをご紹介いたします。

コンフィにすることで骨まで柔らかくなる鮎の美味しさはもとより、胡瓜と山椒のソースが本当に美味しいので、このソースだけでもお試しいただきたいです。(ソースというよりも薬味という感じでもありますが…)

ちょっと時間はかかりますが、放っておけば完成しますので、意外とお手軽ですよ。

鮎のコンフィ きゅうりと山椒のソース

【材料】(2人分)
鮎 …2尾
塩 …小さじ2/3
オリーブオイル(ピュアタイプ) …適量
タイム …1〜2本
きゅうり …1本
(A)米酢 …大さじ1/2
(A)白たまり(白醤油) …大さじ1/2
※無ければ淡口醤油
(A)粉山椒 …小さじ1/8

【作り方】
①鮎は鱗を取って流水でよく洗い、水気を拭き取ったらバットに並べる。両面に塩をまぶし、冷蔵庫で一時間ほど置く。
②オーブンを100℃に温める。鮎から出てきた水分を拭き取り、耐熱容器に並べ、オリーブオイルをひたひたに注ぐ。タイムを乗せ、100度のオーブンで3時間焼く。
③きゅうりは端を切り落とし、おろし器ですりおろす。厚手のペーパータオルで水気をぎゅっと絞る。(A)の調味料と合わせておく。
④②の粗熱が取れたら保存容器に移し、冷蔵庫で冷やす。
⑤器に盛り、③のきゅうりと山椒のソースを添えて頂く。

鮎には西瓜や胡瓜のような香りがあるので、胡瓜のソースを合わせてみました。山椒の香りと痺れがきいたソースは絶品です。
この他にも、茹でたイカやタコに合わせても美味しいと思います。

ちなみに私は、かねいち(山本勝之助商店)さんの粉山椒を愛用しています。伊勢丹新宿のグロッサリー売り場でも購入できますよ。

合わせたお酒は、『新政 No.6 R-type』
クラシカルな造りをしているにも関わらず、桃や苺を思わせるフルーティーな香りと上品な甘みがあり、白ワインのような酸を併せ持つ、モダンな味わいの日本酒の代表格です。
白ワインのような感覚で楽しめるため、フレンチなどの洋食と好相性。少しだけ感じられる心地よい苦味は、鮎の肝の苦味とよく合います。

やさしい吟醸香をもつ日本酒は、胡瓜とよく合うように感じています(りんご系ではなくバナナ系の香り)。是非お試しくださいませ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?