【レシピ】 梨と巨峰の白和え 生ハム添え
4ヶ月ぶりのnote投稿になってしまいました。季節はすっかり秋ですね。
私は秋が大好きで、秋晴れの朝の凜とした空気、澄み渡った空と線の細い雲、街中に広がる金木犀の香りが大好き。
そして、忘れてはならないのが実りの秋。柿や梨、ぶどう、いちじくなど、秋は白和えにピッタリな果物が多い気がします。
白和といえば、にんじんやほうれん草、しめじなどの野菜やキノコを使ってお出汁をきかせた和の家庭料理というイメージが強いかもしれませんが、果物を使って洋風に仕上げるのも乙なものです。
今回は、果物にぴったりの和え衣で作るフルーツ白和えのレシピをご紹介いたします。
梨と巨峰の白和え 生ハム添え
【作り方】
①豆腐はペーパータオルに包んで10分ほど水切りし、ブレンダーにかけて滑らかにする。(A)を加えてよく混ぜる。
②梨は皮を剥いて小さめの一口大に切る。巨峰は半分に切り、皮を剥いておく。
③①と②を和えて器に盛り、黒こしょうを散らす。生ハムをちぎって添え、ハーブを添える。
美味しさのポイント
・サワークリームを加えることで、豆腐の臭みやクセが抑えられ、果物との親和性が高くなります。クリームチーズに置き換えても美味しく作れます。
・木綿豆腐をブレンダーでなめらかに撹拌することで、コクのあるクリーミーな味わいになります。ミキサーやブレンダー、フードプロセッサーが無いとボソボソした食感になり美味しくないため、お持ちでない方は絹ごし豆腐をすり鉢ですってお使いください。
・果物はいちじくや他のぶどう、柿、りんごなどでも美味しいです。
・生ハムは、プロシュートなどの本格的なものよりも、日本のメーカーが出している薄くてリーズナブルなものの方が合うかと思います。
日本酒とのペアリング
メロン系の香りを持つフルーティーな日本酒の冷酒と合わせるのがおすすめです。軽やかなタイプのひやおろしなら季節的にもバッチリですね◎
私の料理教室では、「みむろ杉 純米吟醸 雄町 ひやおろし」(今西酒造/奈良県)に合わせてお召し上がりいただきました。
ラベルの色味からの刷り込みかもしれませんが、巨峰のような香りのある日本酒で、味わいが極めて綺麗。香りは巨峰と調和しつつ、みずみずしくジューシーな甘味があるため、梨と合わさってさらにジューシーさが引き立ち、不思議と香りもさらに良くなります。
そこにクリーミーな和え衣が優しくなじみ、心地よくマリアージュ。
生ハムを添えているのは、塩味で甘味を引き締めるため。
あってもなくてもOKですが、私は甘いものが苦手なので、生ハムがある方が好みです。
みむろ杉は季節酒が本当に毎回美味しくて、旬の食材にバッチリ合うので大好き。春の「みむろ杉 華きゅん」も毎年楽しみにしています。
ひやおろしはもう終わり気味ですが、まだ少し在庫残っているようですので、是非お試しください♪
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