![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49439940/rectangle_large_type_2_3b7edc62fcbf6ca71b4ce3cf2bd5cdd7.png?width=800)
89.必要なのは前進する力を常に創造しつづけること。正解など、そのあとで見つかる。
サンテグジュペリの言葉だそうです。
「正解などわからない。必要なのは前進する力を常に創造しつづけること。
正解など、そのあとで見つかる。」
日々の努力の力付けをしてくれる、強い言葉ですね。
僕がこの言葉を見つけたのは、別の書籍からでした。
『大切なのは「現場力」と「理念」。』挑戦者の背中を押してくれるような本
『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え!』
社会人一年目の終わり頃、尊敬する祖父からいただいて読んだ本でした。
大切なのは「現場力」と「理念」。
組織のなかでリーダーも営業マンもひとつの歯車として動いてしまうと、ますます「勝ち」からは遠ざかってしまう。そんなときこそ、「何のために働くのか」「自分の会社の存在意義は何なのか」という理念を自分で考え抜くことが、ブレイクスルーの鍵となる。必死に現状打破を求め続ける、すべての営業マンに送る本!
講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000201984
常識外れの改革を行い続けてきた筆者(キリンビール元営業本部長)の、大切にされてきた思いや当時の現場がありありと描かれていました。
僕はこの本から、明日も頑張ろうとか、考えて生きていこうとか、いろんなことを学びました。
前進し続けること。足を動かし続けること。
サンテグジュペリの言葉が引用されていたのも、筆者がその行動から強く感じた言葉だったからかと思います。
正解のわからない道を進み続けるには、己の理念が大事。
そして、何より最前線に立つ現場力が大事。
この意気で仕事をすれば、どんな仕事であれ突破口を開けられるんじゃないか。
そんな期待を感じずにはいられない、熱い一冊でした。
みんな同じ暗闇のような世界を共に歩んでいる
僕は元々、石橋を入念に叩いて分析して、ビビッて結局渡らない、という選択をするような人間でした。
一歩先は何があるかわからない。から、自分で判断する。
自分がどう思うか、という想いは昔から勝手に貫いてきたように思います。
正解を探していました。
あれこれ知識ばかりを身に付けては満足していました。
何か起こらないかな、と何もしていないのに奇跡みたいな出来事を期待していました。
どうしようかな、といつまでも決められないこともありました。
自分だけ、そんな思いが巡り巡っているように思って、自分だけこんな状況になっているように感じて、どうすればいいかわからなくて。
なんで、自分だけ。
って思っていました。
でも、みんな物事の大小いろいろあれど、同じようなことを感じながら一歩ずつ踏み出していますよね。
一寸先は、闇?
暗闇の先に、一筋の光?
そんな不安定な想いを胸に、不安定な世界を渡り歩いている。
このままでいいのだろうかという漠然とした思いと、このまま以外何ができるだろうという曖昧な諦めと、こうだったらいいのにという無責任な願望。
いろいろ思うことはあるけれど、結局、進まなければわからないのです。
一寸先も、暗闇の先も、進まなければわからない。
わからないから、進む。
わからないから、前進する。
その力を創造し続ける。
そうやって、僕は石橋を叩きながら渡る、というぐらいにはなったかなと思っています。
例え暗闇でも、周りに何があるか全く見えなくても。
先に小さな光があっても、光の方向さえわからなくても。
隣にいる人のつないでいる手の温もりは、感じられるはずです。
握ったら握り返してくれる力の優しさは、知っているはずです。
そこにいるのは、一人じゃないのです。
前進する力を常に創造しつづけること。
きっと進む道を正解に変えていくんでしょうね。
探すぐらいだったら、正解を創り出せばいい。
あとは進む方向性、だけですね。
共に歩む仲間という羅針盤を手に、今日も最大限生きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?