114.機能美ではなく、もはや一つの芸術作品
先日、LOUIS VUITTON展に行ってきました。
ブランドものにはとにかく疎い僕ですが、カバンとか財布とか、ファッション的なのが展示されているのかな?
なんて思って行ってみると、そこはまるで違った文化や歴史、芸術の世界が広がっていました。
絵画のような展示もありました。
元々LOUIS VUITTONとは、トランク屋さんだったとのこと。
大きな古いトランクが飾られていて、そこからの歴史の変遷を辿りながら、各展示部屋へと進んでいきます。
確かに、奇抜とも思えるデザインはまるで絵画を見ているようで、アーティスティックすぎて僕にはその価値を全て理解しきれないほどのものもありました。
どこで使うねん、みたいな突飛なカバンも多数ありました。
サンドバッグもありました。何屋さん?
機能美かどうかと言われれば、限りなく対極のところにいるようなデザインや構造。
ファッションは、一つの芸術作品なんだと体感で知った展示会でした。
機能性を追い求めなくても、金額とかアイデアとかなんでもよくて、ただ絵を描いているような。物語を紡いでいるような。
そんな想いと背景を、LOUIS VUITTONというブランドに感じました。
例えば服は、着て外に出ることじゃなく、ファッションショーでいかに服を通してLOUIS VUITTONの世界を発信できているか。
芸術、アートも同じですね。
物語や絵、歌や曲を通してその世界観を発信する。
ファッションも、どうやら同じようです。
こういうブランドが自分の周りで当たり前に存在ような日々を、今努力して創っていきます。
まあ僕の場合、お金持ちになりたいというより、こういうたくさんの世界を見たい、という方が大きいのかもしれませんね。
自分で自分の理解の範疇を超えた世界を広げていきます。
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