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46.大人になる、ということ

今日もコラム的な。

大人と子どもの境界を考えたことがあります。

20歳?社会人?一人暮らし?自立したタイミング?

どのタイミングでしょう。
そもそも、何かのタイミングなんでしょうか。

大学生の頃、いろいろ考えておりました。
就活のときにも随分と考えました。

大人になる、というのは、いろんなことに折り合いをつけられるようになることでしょうか。

現実を見ろよ、と夢が制限されていくことでしょうか。

なんとなく社会の構造がわかって、諦めに慣れてきている状態でしょうか。

なんだか、ポジティブな印象がないようにも感じます。

学生の頃より、お金はできたかもしれません。でも時間はなくなっていませんか。
出会う人が増えたかもしれません。でも不要な時間は増えていませんか。

大人になる、ということは、まあ世の中こんなもんだぜ、っていう常識を常識として腹落ちさせる状態なのかもしれません。

僕はどう思っているかというと、感情にフォーカスしています。

感情の幅が広がる

知らなかった思いを知る。

新しい感情に気づく。

好きという想いは初恋で知りますよね。
悔しいという想いは、テストや部活で感じるかもしれません。
嬉しさも、いろんな種類があることを知ります。
誰かの役に立つことに価値を感じるかもしれません。

そうやって、人生が進むにつれてどんどん新しい想い、感情を知っていきます。体感で気づいていきます。

時には複雑な感情を覚えるかもしれません。ジレンマもきっとあるでしょう。

その経験こそが、感じる想いこそが、大人になった証のように思うのです。

制限される世界を窮屈に思うこと、それは大人の世界に入ったのではなく、そういう世界を知った自分が、また一歩大人に近づいた、という表現の方が近いかもしれません。

たくさん経験して、いろんな感情を味わいましょう。
多くの人と触れ合いましょう。

大人になるのを怖れなくてもいいのです。

どんな感情も、世界中であなただけのものなのですから。

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