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237.プロ野球史上初の5打席連続本塁打!三冠王も近い?村上宗隆選手と歴代の記録

ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、凄まじい記録を打ち立てました。

プロ野球史上初の5打席連続本塁打
日曜日の試合で3打席連続本塁打、そして今日の試合で1打席目から2打席連続本塁打と、手がつけられなくなっています。

村上選手は弱冠22歳。
現在、通算100本塁打、シーズン100打点のNPB史上最年少記録保持者です。
昨年はシーズン39本塁打を放ち、本塁打王に輝いています。

打者として凄まじい記録を打ち立て続けている村上選手ですが、今後期待される記録と、比較対象として歴代の記録を調べてみました。

三冠王は射程圏内!本塁打数のシーズン記録更新は…?

そもそも、打撃の記録は様々あります。
シーズン通しての本塁打数はもちろん、安打数、二塁打数、三塁打数、盗塁、犠打、四球数や三振数などたくさんの記録があります。

その中でも打者として代表的な記録は、本塁打、安打、打率でしょうか。
三つすべてでシーズン1位の記録を打ち立てると「三冠王」という称号が与えられます。

この三冠王はNPB史上7人11度しか達成されておらず、平成時代以降に関しては2004年の松中信彦選手の記録一度のみ。

この三冠王にも、今季の村上選手は射程圏内のようですから、末恐ろしいものです。

※8月2日現在:打率2位、本塁打1位(2位と17本差)、打点1位(2位と27打点差)

本塁打と打点は圧倒しているので、追いつかれる可能性は非常に少ないでしょう。
打率は、現在の1位が佐野恵太選手という巧打者で、一昨年の首位打者のタイトルを獲得しています。
3位にDeNAの宮﨑選手、4位に中日の大島選手と、僅差の記録で並んでいます。
これはどうなるか最後までわかりません。

ちなみに本塁打数のシーズン記録は2013年のバレンティン選手の60本。
対する村上選手は現在39本。
ヤクルトの残り試合は48試合ですから、これも可能性は大いにあります。

だいたい2試合で1本のペースで記録の更新が狙えるわけですから、今後の試合も目が離せません。

歴代打者の最高記録

打者の記録は前述の通り様々ありますが、各最高記録はどれほどのものなのでしょう。

本塁打数はバレンティン選手の60本(2013年)を始め、主な記録は以下のNPB公式のページに記録されています。

日本を代表するイチロー氏や松井秀喜氏、ダルビッシュ有選手や大谷翔平選手の記録は見当たりません。
早くにメジャーリーグに移籍したため、通算記録は日米通算の記録となります。

よって通算記録は、往年の大スターの方々が名を連ねています。
今となっては破ることのできないと言われている記録も多々ありますね。

こうした歴代の大選手の記録が、一つ、また一つと塗り替えられていくのは一野球ファンとして嬉しいことでもあり、今後の記録更新の可能性にはどうしてもワクワクします。

さて、今一度、世紀の快挙を動画でご覧ください。

今年は20歳という驚異の若さで完全試合を成し遂げた佐々木朗希選手など、若手の活躍が光っています。

こうして、最高記録が更新されていく。
どの世界でも、健全なアップデートと世代の循環が行われることは、喜ばしいことだと思います。


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