106.”僕”を支える”僕自身”は、日々の行動で創り上げられる
「いろんなことに向き合うときに、自分の弱さしか感じていない。」
イチローでも、そう思うらしいです。
人から何か言われたとき、「畜生……」と思うようです。
強靭なメンタルを持っていて、メンタルコントロールも完璧に思えるイチローですら、そうやって感じるときがあるんですね。
「屈しないでいたい、という自分は確かにいる。」
精神状態が不安定なときもあった。
普段続けていることを放棄したくなる。
なんとなく、やりたくない。
そういうときに「それをすると、”僕”を支えてきた”僕”が崩壊してしまう。」と思っていたとのことです。
何もしたくない瞬間が現れることもあるでしょう。
もういいやと、全て投げ出したくなるときもあるでしょう。
そういうときに、今までの自分を否定してしまうことになるような行動をするのは、余計に耐え難いんじゃないかなと思うわけです。
その部分に対する取り組みを、努力と呼べるのかもしれません。
イチローの言う僕を支えてきた僕、というのは、日々の継続と、血の滲むような練習、結果を出すために取り組んできたことから創り出されたものなのかと思います。
何もなかったら、壊れようがありませんね。
僕も、同じく支えてくれる僕自身の存在がいました。
やるべきことをやってきたこと。
守るべきことを守ってきたこと。
しっかり練習に取り組んできたこと。
これだけやったのなら、打てなかったら仕方ない。
そう思ってバッターボックスに立てる状態が、僕の理想でした。
社会人になってからも、仕事が対象になっても、同じですよね。
そこから確信が生まれます。
プラスのエネルギーが、思いやりが、愛情が、生まれてくると思います。
日々最大限という僕のテーマの一つは、そんな目に見えない大切なものを創り上げるために掲げているようなものかもしれません。
さて。
あなたを支えるあなたは、どこにいるでしょうか?
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