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105.一歩踏み出すときの想いは、永遠のような一瞬のような

儚い想いだからこそ、尊い。

その瞬間は、まるで永遠のように長く感じる時間でも、思い返すとほんの一瞬なことがあります。

新たな場にチャレンジするとき。
行ったことのない場所へ行ってみるとき。
初めましての人に会うとき。

今までと違う一歩を踏み出そうとしているときの想いは、感じているその瞬間はとても長く感じて、終わってみたらあっという間に感じる。

思い出そうとしても、鮮明に思い出せるかというとそうではなく、あの臨場感はその瞬間だけのものです。
まるで野球でいうとネクストバッターズサークルに入っているような、そんな感覚を大事にしたい。

あの頃のような緊張感。責任感。ワクワク感。

それを感じるチャンスがあること自体が、ありがたいなぁと思うのです。

僕はその一瞬の想いを忘れないよう、そのときの日記を残しています。

心が大きく揺れ動いたり、すっごい出来事が起こったり、何か大切な思い出ができたりしたときだけに書く日記。
このときの想いは、忘れたくないなぁ。
なんていう感じで大学生の頃に始めました。

今でも見返すことがあります。

一歩踏み出そうとしているときの自分の葛藤や想い、渦巻いている何かが記されているのを見て、当時を思い返して、こんなこともあったなと今の自分の勇気になっています。

これが永遠に続くのかと思っていました。
こんなモヤモヤした気分をずっと、抱え続けていくことになるのかと思っていました。

その永遠は、振り返ると一瞬なのです。

経験したもん勝ち。
自分自身ですら、自分の経験は、勇気になります。

さあ、一歩ずつ。


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