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第2の故郷 仙台・松島を巡る2泊3日 #おうち旅行

緊急事態宣言が出されて1週間近く経ちますが、いかがお過ごしですか?
私は介護職なので、変わらず出勤しています。
景気に左右されないこの仕事はありがたくもある。
けれど、ワイドショーの「おうち時間を楽しく過ごそう♪」みたいな特集を見るたび、「ワイドショーがこの世からなくなりますように」と願わずにはいられないくらいには、気持ちがささくれ立っています。

そんな殺伐とした気持ちを少しでも癒すべく、こちらの企画に参加します!

旅行先は、仙台・松島。
偶然にも、企画発案者のえみさんの出身地(の近く?)のようです。
過去3回に渡って訪れた際の思い出も交えて、2泊3日の旅行記として綴っていきたいと思います。

仙台・松島を「第2の故郷」と呼ぶ理由

旅行記を綴る前に説明しておきます。
仙台・松島を「第2の故郷」と呼んでいる理由ですが、非常に単純です。
好きだからです! 以上!!
人生の9割を埼玉県で過ごしているので、住んでいたこともありません。
ただ、仙台・松島には、旅行で訪れた他の土地にはない「安心感」がありました。
どこに安心感があるのか、自分でも上手く説明できないのですが、仙台と、地元である大宮との雰囲気が近いのが理由のひとつかもしれません。

仙台・松島を巡る旅 初日

それでは、旅行を始めましょう。
時間に余裕があれば、青春18きっぷを使って鈍行列車の旅でもいいかもしれませんが、私は快適さを優先したいので、新幹線を使います。
新幹線を使うと、大宮駅から仙台駅まで、大体2時間くらいです。
仙台には空港もあるので、関西・四国・九州などにお住まいの方はそちらを利用するのもいいかもしれません。
私は埼玉県在住なので、大宮駅から新幹線に乗ります。
大宮駅の新幹線のホームは、駅の2階部分に作られているのですが、視点が高いせいか普段と見え方が違うので、特別感があって好きです。
本当は画像を貼りたかったのですが、良さそうな画像がなかったので、「大宮駅 新幹線 ホーム」で画像検索して、イメージを膨らませてください。

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仙台に到着したら、まずはこれを買います。

2日間使えるフリー切符で、仙台・松島エリアの鉄道やバスが期間中乗り放題というスグレモノです。
また、購入者特典として、現地の観光施設や飲食店で使える「クーポンブック」ももらえるので買わない手はない!
日帰りだとさすがに厳しいですが、2泊3日なら仙台まるごとパスの特典を存分に使えるので、旅行の際は日程を長めに取ることをおすすめします。
なお、この仙台まるごとパス、仙台以外では購入できないのでご注意を!

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さて、仙台まるごとパスを購入したら、あとは自由。
お昼前の到着なら、駅ナカでご飯を食べるのも良し。
さっそく観光施設を巡るのも良し。
駅ナカで食べるなら、個人的には寿司をオススメします……とかきたかったのですが、現在はリニューアル中のようです。

昔、仙台駅の中にあった立ち食いのお寿司屋さんがとてもいい店で、ネタに合わせた味付けをしてくれるところだったのですが、まだあるのかしら。
店の名前を失念してしまったので、不明です。

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観光施設を巡るなら、名所旧跡は押さえておきたいところ。
駅から離れた場所にある施設が多いので「るーぷる仙台」という観光バスを使うのがおすすめです。
もちろん、こちらのバスも先ほど購入した仙台まるごとパスが使えます。
寺社仏閣・博物館好きとしては、ベタなところですが、以下をおすすめしたいです。

仙台城跡
青葉城本丸会館
仙台市博物館
仙台藩祖伊達政宗公霊屋 瑞鳳殿

上2つは近く、というか隣接しているので、まとめて回れます。
残念ながら仙台城そのものは残っていないので、青葉城本丸会館で当時の姿を再現したCG映像が見られます。
声優オタとしては、そのCG映像に若本規夫氏が出演しているのが驚きでした。
自身の地元というわけでもなく、何かの作品で伊達政宗を演じたわけでもなく。
理由を調べてみたのですが、分からずじまいだったので、知っている方いたら教えてください。
ちなみに、アニメを全く見ない方にも分かりやすく説明すると、『サザエさん』の穴子さん役の人です。

話が脱線しましたが、残り2つも伊達家にゆかりのある施設。
仙台の歴史を学べる「仙台市博物館」は仙台城三の丸跡に作られていますし、瑞鳳殿は伊達政宗の霊廟です。
瑞鳳殿の敷地内には資料館があり、そこで遺骨から再現した伊達政宗の姿を拝むことができます。
個人的な印象は「えっ、ちっちゃいおっさん……?」(大変失礼)だったのはここだけの話にしておきます。

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ちなみに、おみやげを買うなら、初日の夜がベストタイミングです。
仙台駅の売店も遅くまで開いていますし、面倒ならホテルの売店で買うのもアリ。
「いやいや、初日でいきなりおみやげ買う気になれねーわ!」と思う方も多いでしょうが、初日以外だと買う気が失せます。
何度か旅をしてみて分かったのですが、初日以外で買おうとすると

 ・中日:観光に集中したいので、おみやげどころじゃない
 ・最終日:帰りの便(新幹線やら飛行機やら)の時間が気になって、
   おみやげどころじゃない


となりがちなので、初日の夜がゆっくり選べていいなと、個人的に思ったのでした。

仙台・松島を巡る旅 二日目

やっと二日目。先は長い!(笑)
仙台観光を続けてもいいのですが、せっかくなので松島もめぐりましょう。
仙台駅から行くなら、JR仙石線に乗って「松島海岸駅」で降りましょう。
前日に購入した仙台まるごとパスが使えます。

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松島の景色を堪能するなら、遊覧船がおすすめです。
船内放送でガイドもしてくれるし、海風も気持ちいいです。
複数の会社が遊覧船を運営しているので、お好みの船に乗りましょう。

遊覧船以外にも、伊達家の菩提寺「瑞巌寺」、お茶が嗜める「観瀾亭」、松島のシンボル「五大堂」など、見どころはたくさんあるのですが……
個人的におすすめしたいのは「円通院」です!
円通院は、仙台藩主二代目・忠宗の次男光宗の霊廟です。
紅葉の名所ということもあり、秋にはライトアップされて幻想的な風景が楽しめます。
ですが、私がおすすめしたいのは紅葉ではありません。
円通院で行なっている「数珠作り体験」です!

数珠に使う石選びと、テグスに石を通すのは自分で行ない、仕上げはスタッフが行なってくれます。
数珠を作っている間は、心が落ち着きました。
天然石で作ると、選んだ石の意味を説明してもらえます。
こちらで作った数珠は、今でも愛用しています。
以下の画像が、その愛用している数珠。

円通院の数珠

水晶とラピスラズリを使ったのは覚えているのですが、それ以外は何を使ったかはうろ覚え……
薄紫色の石は、アメジストだった気がします。
作った当時は確か「純粋な心をお持ちですね」みたいなことを言われたのですが。
私って、純粋なのかしら。まるで心当たりがない。

仙台・松島を巡る旅 最終日

いつの間にやら最終日。
仙台・松島を巡る旅もあっという間でしたね。
帰りの時刻と拠点のホテルの場所にもよりますが、初日におみやげを買ってあるので、ギリギリまで仙台巡りをするか、ご当地グルメを堪能するのが良さそう。
帰りが夕方でも間に合うなら、午前中は公式観光サイトで紹介されているモデルコースを巡るのも良いかもしれません。
ちなみに、モデルコースで紹介されている「定禅寺通り」は知る人ぞ知るイルミネーションイベント「光のページェント」の会場になっています。

けやき並木が全てイルミネーションの光になる光景には、目を奪われました。
ただ、時期が真冬(毎年12月)なので、死ぬほど寒いです。
それでも行って良かったと思えましたけどね。
何故だか、冬に見るイルミネーションは美しく感じますよね。
冬の空気が澄んでいるからかしら。

***

帰りの新幹線や飛行機の中で、旅の思い出に浸るのも、楽しみのひとつですよね。
思い出を振り返ったら、現地に行きたくなってしまった。

最後に

旅行記の参考のために、公式観光サイトを見ながら書き進めていました。
サイトを見ると、どこも「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止策として」といった文言があり、切なくなりました。
やっぱり、全世界に影響が広がってるんだな、と。
けれど、またいつか仙台・松島を巡りたい。
次に行く時はおうち旅行ではなく、現地に行きたい。
と、改めて思ったのでした。

参考サイト


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